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パナソニックホールディングスと明電舎の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合電機・ITの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、明電舎が約603万円。パナソニックホールディングスのほうが約124万円高い。
  • 売上高はパナソニックホールディングスが8.05兆円、明電舎が3,262億円で、パナソニックホールディングスが約24.7倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはパナソニックホールディングスが1.09倍、明電舎が1.28倍で、勢いは明電舎が上。

数字で比べる

パナソニックホールディングス明電舎
働きやすさの点数79.6点(⁠S)64.6点(⁠A)
平均年収988万円(⁠44.1歳)811万円(⁠43.6歳)
30歳換算年収約727万円約603万円
月の平均残業未公表23.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.6年18.6年
売上高8.05兆円3,262億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠税引前利益)8.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.09倍1.28倍
従業員数(⁠単体)1,431人3,975人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、明電舎が64.6点で、パナソニックホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは、松下幸之助が1918年に創業した総合電機メーカーのグループです。家電のイメージが強いですが、今は電気設備・空調・電池・電子部品・企業向けシステムなどが大きな柱で、データセンターなどのAIインフラ向けの事業を成長の中心に据えています。

売上高は約8.1兆円で、電機業界で国内2位です。事業は、コネクト(⁠企業向けのシステム・ソフトウエア)、エレクトリックワークス(⁠照明・配線器具など)、HVAC & CC(⁠空調・冷蔵設備)、エナジー(⁠電池)、インダストリー(⁠電子部品)、スマートライフ(⁠家電)の6つに分かれています。

明電舎

明電舎は、発電機・変圧器などの電力インフラ機器、鉄道・上下水道向けのシステム、EV駆動システムやモーターなどをつくる重電メーカーです。1897年に個人経営の電気機械工場として発足しました。

売上高は約3,262億円です。事業は、電力インフラ(⁠発電機、変電製品、水力発電設備など)、社会システム(⁠電鉄システム、水インフラ、無停電電源装置など)、産業電子モビリティ(⁠モーター、インバーター、EV駆動システム、自動車試験装置など)、フィールドエンジニアリング(⁠保守・サービス)、不動産などです。

歴史の違い

パナソニックホールディングス

  1. 1918年松下幸之助が大阪に松下電気器具製作所を創業し、配線器具の製造を始めます。
  2. 1927〜1933年「⁠ナショナル」の商標を定め、門真に本店を移し、事業部制(⁠事業ごとに独立して責任を持つ仕組み)を採用します。
  3. 1950〜1970年代オランダのフィリップスとの提携、海外拠点の設立、部品・電池・住宅設備の子会社化などで、世界的な総合電機メーカーになります。
  4. 2000年代グループ会社を完全子会社化し、ブランドを「⁠Panasonic」に統一。

明電舎

  1. 1897年個人経営の電気機械工場として発足します。
  2. 1917年株式会社になります。
  3. 1966〜1975年タイとシンガポールに会社を設立します。
  4. 2001〜2012年日立製作所、富士電機と変電事業の合弁会社をつくり、2012年に合弁を解消します。

いま何に賭けているか

パナソニックホールディングス

2032年に向けて、「⁠エネルギーの有効活用」と「⁠現場の人手不足の解消」という社会課題に取り組むとしています。とくにデータセンターなどAIインフラを支える事業を収益の柱に位置づけ、2028年度に調整後営業利益で7,500億円以上を目指しています。

明電舎

企業理念は「⁠より豊かな未来をひらく」、2030年のビジョンは「⁠サステナビリティ・パートナー」です。「⁠中期経営計画2027」の初年度(⁠2025年度)は売上高・営業利益とも過去最高で、ROEは15.1%でした。会社は、人手不足の中で需要に応えるため、生産性向上の加速を第一の課題にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい明電舎。

よくある質問

パナソニックホールディングスと明電舎はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はパナソニックホールディングスが約727万円、明電舎が約603万円。パナソニックホールディングスのほうが約124万円高い。
パナソニックホールディングスと明電舎はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はパナソニックホールディングスが79.6点、明電舎が64.6点で、パナソニックホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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