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サンリオとKADOKAWAの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。エンタメ・レジャーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はサンリオが約601万円、KADOKAWAが約677万円。KADOKAWAのほうが約76万円高い。
  • 月の平均残業はサンリオが13.6時間、KADOKAWAが7.4時間。KADOKAWAのほうが月6.2時間少ない。
  • 売上高はサンリオが1,941億円、KADOKAWAが2,829億円で、KADOKAWAが約1.5倍の規模。

数字で比べる

サンリオKADOKAWA
働きやすさの点数65.9点(⁠A)61.6点(⁠A-)
平均年収700万円(⁠37歳)872万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約601万円約677万円
月の平均残業13.6時間7.4時間
有給取得率77.8%未公表
平均勤続年数13.4年11.4年
売上高1,941億円2,829億円
売上に対する利益の割合40.9%(⁠経常利益)4.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び3.68倍1.28倍
従業員数(⁠単体)1,423人2,471人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はサンリオが40.9%、KADOKAWAが4.1%で、サンリオのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはサンリオが3.68倍、KADOKAWAが1.28倍で、勢いはサンリオが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はサンリオが65.9点、KADOKAWAが61.6点で、サンリオが上回る。

何で稼いでいるかの違い

サンリオ

サンリオは、ハローキティなどのキャラクターを他社の商品に使う権利(⁠商品化権)の許諾と、ギフト商品の企画・販売、テーマパーク(⁠サンリオピューロランド、ハーモニーランド)を手がける会社です。1960年に山梨シルクセンターとして始まりました。

売上高は約1,941億円、経常利益は約793億円です。事業は地域ごとに、日本、欧州、北米、南米、アジアに分かれ、主な収益はキャラクターの使用許諾(⁠プロダクトライセンス)とギフト商品の販売です。

KADOKAWA

KADOKAWAは、書籍・電子書籍などの出版、アニメ・実写映像、ゲーム(⁠フロム・ソフトウェア、スパイク・チュンソフトなど)、動画コミュニティサービス(⁠ドワンゴ)、教育・EdTechなどの事業を持つ会社です。2014年にKADOKAWAとドワンゴが経営統合してできました。

売上高は約2,829億円です。事業は、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech、その他の6つです。

歴史の違い

サンリオ

  1. 1960年山梨シルクセンターが設立され、贈り物用品の企画・販売を始めます。
  2. 1974〜1976年自社開発のキャラクターを使ったギフト商品を発売し、1976年にキャラクターの使用許諾業務を始めます。
  3. 1976〜1987年米国、西ドイツ、ブラジルに子会社をつくり、海外に広がります。
  4. 1990〜1991年東京都多摩市に「⁠サンリオピューロランド」、大分県に「⁠ハーモニーランド」を開きます。

KADOKAWA

  1. 2014年KADOKAWAとドワンゴが経営統合し、共同持株会社のKADOKAWA・DWANGOを設立します。
  2. 2015年社名をカドカワに変えます。
  3. 2019年子会社のKADOKAWAの全事業を引き継ぎ、社名をKADOKAWAに変えます。
  4. 2022〜2023年東京証券取引所プライム市場に移り、指名委員会等設置会社になります。

いま何に賭けているか

サンリオ

会社は、業績の変動性(⁠ボラティリティ)が高いことを課題とし、欧米での話題性を高める映像などへの投資、ファンのエンゲージメント向上、他社IPやクリエイターを巻き込んだIPプラットフォームの構築を進めるとしています。キャラクターを一時のブームに左右されない「⁠グローバルでEvergreenなIP」にすることを目指しています。

KADOKAWA

コーポレートミッションは「⁠世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」です。IPを生み出し、事業間の連携でIPの価値を最大化し、世界に広げる「⁠グローバル・メディアミックス with Technology」を基本戦略としています。2032年3月期に売上高4,000億円(⁠うち海外1,000億円)、営業利益380億円を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でKADOKAWAが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサンリオ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いサンリオのほうが景気の波に強い。

よくある質問

サンリオとKADOKAWAはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はサンリオが約601万円、KADOKAWAが約677万円。KADOKAWAのほうが約76万円高い。
サンリオとKADOKAWAはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はサンリオが13.6時間、KADOKAWAが7.4時間。KADOKAWAのほうが月6.2時間少ない。
サンリオとKADOKAWAはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はサンリオが65.9点、KADOKAWAが61.6点で、サンリオが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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