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キリンホールディングスとサントリー食品インターナショナルの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。飲料・たばこの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキリンホールディングスが約776万円、サントリー食品インターナショナルが約940万円。サントリー食品インターナショナルのほうが約164万円高い。
  • 売上高はキリンホールディングスが2.43兆円、サントリー食品インターナショナルが1.72兆円で、キリンホールディングスが約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はキリンホールディングスが9.8%、サントリー食品インターナショナルが8.6%で、差は小さい。

数字で比べる

キリンホールディングスサントリー食品インターナショナル
働きやすさの点数71.2点(⁠S-)75.6点(⁠S)
平均年収999万円(⁠41.6歳)1,171万円(⁠40.1歳)
30歳換算年収約776万円約940万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.6年15年
売上高2.43兆円1.72兆円
売上に対する利益の割合9.8%(⁠税引前利益)8.6%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.34倍1.35倍
従業員数(⁠単体)1,124人534人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はキリンホールディングスが71.2点、サントリー食品インターナショナルが75.6点で、サントリー食品インターナショナルが上回る。

何で稼いでいるかの違い

キリンホールディングス

キリンホールディングスは、「⁠キリンビール」で知られる酒類を中心に、飲料(⁠キリンビバレッジ)、医薬(⁠協和キリン)、健康食品・化粧品(⁠ファンケルなど)を手がける会社です。ビール会社から「⁠健康」を軸にした会社へと変わろうとしています。

売上高は約2.4兆円で、食品・飲料製造業で国内4位です。事業は、酒類(⁠国内のビールやオーストラリア・北米のビール)、飲料(⁠国内の清涼飲料、アメリカのコカ・コーラボトラー)、医薬(⁠協和キリン)、ヘルスサイエンス(⁠ファンケル、オーストラリアのBlackmores)の4つです。

サントリー食品インターナショナル

サントリー食品インターナショナルは、サントリーグループの清涼飲料の会社です。ミネラルウォーター、コーヒー、お茶、炭酸飲料などを日本で売るほか、欧州(⁠オランジーナ、Lucozade、Ribena)、アジア、オセアニア、アメリカ(⁠ペプシのボトリング)でも飲料事業を展開しています。

売上高は約1.72兆円です。事業はエリアごとに、日本、アジアパシフィック、欧州、米州に分かれています。社員約2.3万人のうち、日本が約9,400人、アジアパシフィックが約6,400人、欧州・米州がそれぞれ約3,000人強です。

歴史の違い

キリンホールディングス

  1. 1907年麒麟麦酒が設立されます。
  2. 1970〜1980年代小岩井乳業などを設立する「⁠多角化」を進め、1990年には腎性貧血の治療薬を発売して医薬の事業に進出します。
  3. 1998〜2009年オーストラリアのライオン・ネイサン、フィリピンのサンミゲルなど、海外の酒類会社に投資します。
  4. 2007〜2008年持株会社のキリンホールディングスに移り、協和醱酵工業と医薬事業を統合して協和発酵キリン(⁠今の協和キリン)が生まれます。

サントリー食品インターナショナル

  1. 1899年ワインの製造・販売を始めた鳥井商店が創業します。
  2. 1980〜1999年アメリカでペプシのボトリング事業を始め、1997年には日本でのペプシのマスターフランチャイズ権を取得します。
  3. 2009年サントリーの飲料・食品事業を引き継ぐ会社として設立されます。
  4. 2013年東京証券取引所に上場し、ベトナムでペプシコとの合弁事業を始めます。

いま何に賭けているか

キリンホールディングス

長期ビジョン「⁠KV2027」のもとでヘルスサイエンス事業の立ち上げと育成を進めてきた会社は、2035年を見据えた新しい長期ビジョンを策定しました。酒類、ヘルスサイエンス・飲料、医薬の3つの事業で、「⁠心と身体の健康の未来」を創造するとしています。

サントリー食品インターナショナル

中期経営戦略で、「⁠既存事業で市場を上回る成長」と「⁠新規成長投資による増分獲得」により、2030年に売上2.5兆円を目指しています。中期経営計画(⁠2024-2026)では、2026年までに営業利益率10%超、3,000〜6,000億円の投資枠を設定しています。

よくある質問

キリンホールディングスとサントリー食品インターナショナルはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキリンホールディングスが約776万円、サントリー食品インターナショナルが約940万円。サントリー食品インターナショナルのほうが約164万円高い。
キリンホールディングスとサントリー食品インターナショナルはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキリンホールディングスが71.2点、サントリー食品インターナショナルが75.6点で、サントリー食品インターナショナルが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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