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三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。メガバンク・大手銀行の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は三菱UFJ銀行が21.3時間、ゆうちょ銀行が6.3時間。ゆうちょ銀行のほうが月15時間少ない。
  • 売上高は三菱UFJ銀行が10.40兆円、ゆうちょ銀行が2.85兆円で、三菱UFJ銀行が約3.6倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は三菱UFJ銀行が20.9%、ゆうちょ銀行が26.6%で、ゆうちょ銀行のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

三菱UFJ銀行ゆうちょ銀行
働きやすさの点数62点(A-)64.6点(⁠A)
平均年収—730万円(⁠45.8歳)
30歳換算年収—約518万円
月の平均残業21.3時間6.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.8年27.6年
売上高10.40兆円2.85兆円
売上に対する利益の割合20.9%(⁠経常利益)26.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.57倍1.44倍
従業員数(⁠単体)31,691人10,659人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三菱UFJ銀行が2.57倍、ゆうちょ銀行が1.44倍で、勢いは三菱UFJ銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三菱UFJ銀行が62点、ゆうちょ銀行が64.6点で、ゆうちょ銀行が上回る。

何で稼いでいるかの違い

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、日本最大の金融グループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(⁠MUFG)の中核となる銀行です。三菱銀行、東京銀行、三和銀行、東海銀行という4つの大手銀行が、合併を重ねて一つになりました。

銀行の売上にあたる経常収益は約10.4兆円、経常利益は約2.2兆円です。銀行の基本の稼ぎ方は、預金として集めたお金を企業や個人に貸し、貸出金利と預金金利の差(⁠利ざや)で稼ぐことです。これに加え、送金や外国為替、企業の資金調達の手伝いなどの手数料でも稼ぎます。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、全国の郵便局を窓口にする、日本最大級の預金(⁠貯金)を持つ銀行です。もとは国の郵便貯金で、2007年の郵政民営化で銀行になりました。約186兆円の貯金を預かり、その多くを国債や外国の債券などで運用して稼いでいます。

売上にあたる経常収益は約2.9兆円、経常利益は約7,600億円です。ほかの銀行が企業への貸し出しで稼ぐのに対し、ゆうちょ銀行は、預かった貯金を有価証券(⁠約145兆円)で運用して稼ぐのが最大の特徴です。

歴史の違い

三菱UFJ銀行

  1. 1919年三菱合資会社の銀行部を引き継いで、三菱銀行が設立されます。
  2. 1933〜1946年三和銀行(⁠大阪)、東海銀行(⁠名古屋)、東京銀行(⁠外国為替の専門銀行)が生まれます。
  3. 1996年三菱銀行と東京銀行が合併し、東京三菱銀行になります。
  4. 2002年三和銀行と東海銀行が合併し、UFJ銀行になります。

ゆうちょ銀行

  1. 1875年郵便為替・郵便貯金の事業が国の事業として始まります。
  2. 2003年郵政事業が国の直営から「⁠日本郵政公社」に移ります。
  3. 2005年郵政民営化法案が参議院で否決され、衆議院の解散・総選挙を経て、特別国会で成立します。
  4. 2007年郵政民営化で日本郵政公社が解散し、ゆうちょ銀行が生まれます。

いま何に賭けているか

三菱UFJ銀行

今の中期経営計画では、経営環境が大きく変わる機会を捉えて「⁠成長」を取りにいくとしています。MUFGのパーパス「⁠世界が進むチカラになる。」を掲げ、広いネットワークと多様なサービスで、お客さまや社会を「⁠つなぐ」機能を発揮することを目指しています。

ゆうちょ銀行

「⁠最も身近で信頼される銀行」を目指し、「⁠信頼」「⁠変革」「⁠効率」「⁠専門性」を価値観に掲げています。国際分散投資やオルタナティブ資産(⁠株式・債券以外の投資先)への投資で運用を高度化する一方、地域活性化ファンドへの出資など、地域経済への貢献にも取り組んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三菱UFJ銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いゆうちょ銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三菱UFJ銀行が21.3時間、ゆうちょ銀行が6.3時間。ゆうちょ銀行のほうが月15時間少ない。
三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三菱UFJ銀行が62点、ゆうちょ銀行が64.6点で、ゆうちょ銀行が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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