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北海道電力と中国電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は北海道電力が約647万円、中国電力が約688万円。中国電力のほうが約41万円高い。
  • 月の平均残業は北海道電力が28.1時間、中国電力が26時間。中国電力のほうが月2.1時間少ない。
  • 売上高は北海道電力が8,560億円、中国電力が1.44兆円で、中国電力が約1.7倍の規模。

数字で比べる

北海道電力中国電力
働きやすさの点数71.8点(⁠S-)72点(S-)
平均年収828万円(⁠41.3歳)895万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約647万円約688万円
月の平均残業28.1時間26時間
有給取得率未公表87.4%
平均勤続年数21.5年18.5年
売上高8,560億円1.44兆円
売上に対する利益の割合7.2%(⁠経常利益)5.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.27倍
従業員数(⁠単体)2,400人3,584人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は北海道電力が7.2%、中国電力が5.6%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は北海道電力が71.8点、中国電力が72点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

北海道電力

北海道電力(⁠ほくでん)は、北海道で電気をつくって売る電力会社です。送配電は子会社の北海道電力ネットワークが担っています。泊原子力発電所3号機の2027年のできるだけ早い再稼働を目指しています。

売上高は約8,560億円です。本体は発電・小売電気事業を、子会社の北海道電力ネットワークが一般送配電事業を営んでいます。

中国電力

中国電力は、中国地域に根差した電力会社です。島根原子力発電所を持ち、送配電は子会社の中国電力ネットワーク、情報通信はエネコムが担っています。

売上高は約1.44兆円です。事業は、総合エネルギー、送配電、情報通信の3つを戦略的事業領域にしています。

歴史の違い

北海道電力

  1. 1951年電気事業再編成令にもとづき、日本発送電と北海道配電から出資・譲渡を受けて設立されます。
  2. 1953年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 2005年北海電気工事を公開買付けで子会社にします。
  4. 2020年一般送配電事業を北海道電力ネットワークに移します。

中国電力

  1. 1951年中国配電と日本発送電の合併により設立されます。
  2. 1974年島根原子力発電所1号機が営業運転を始めます(⁠2015年に営業運転終了)。
  3. 1989年島根原子力発電所2号機が営業運転を始めます。
  4. 2009年電源開発と共同出資で大崎クールジェンを設立します。

いま何に賭けているか

北海道電力

2025年3月に策定した「⁠ほくでんグループ経営ビジョン2035」で、「⁠北海道の発展に向けたGX実現への挑戦」などを経営テーマにしています。会社は、北海道では次世代半導体工場やデータセンターの立地が進み、減少傾向だった電力需要が反転して中長期的に大きく増える見通しだとしています。

中国電力

「⁠中国電力グループ経営ビジョン2040」で、2030年度までを島根原子力発電所3号機や柳井発電所新2号機(⁠仮称)への投資を進める変革と基盤づくりの期間、2030年度以降を投資の成果を獲得して還元を充実させる期間としています。「⁠中期経営計画(⁠2026-2030)」ではROIC経営を実践し、低水準にとどまるPBRの改善を目指すとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で中国電力が上回っている。

よくある質問

北海道電力と中国電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は北海道電力が約647万円、中国電力が約688万円。中国電力のほうが約41万円高い。
北海道電力と中国電力はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は北海道電力が28.1時間、中国電力が26時間。中国電力のほうが月2.1時間少ない。
北海道電力と中国電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は北海道電力が71.8点、中国電力が72点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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