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ポーラ・オルビスホールディングスとロート製薬の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はポーラ・オルビスホールディングスが約576万円、ロート製薬が約653万円。ロート製薬のほうが約77万円高い。
  • 月の平均残業はポーラ・オルビスホールディングスが9.4時間、ロート製薬が11.7時間。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが月2.3時間少ない。
  • 売上高はポーラ・オルビスホールディングスが1,703億円、ロート製薬が3,437億円で、ロート製薬が約2.0倍の規模。

数字で比べる

ポーラ・オルビスホールディングスロート製薬
働きやすさの点数42.8点(⁠C)69.6点(⁠A+)
平均年収766万円(⁠43.1歳)850万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約576万円約653万円
月の平均残業9.4時間11.7時間
有給取得率未公表80.5%
平均勤続年数5年14.5年
売上高1,703億円3,437億円
売上に対する利益の割合10.0%(⁠経常利益)14.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び0.95倍1.72倍
従業員数(⁠単体)278人1,786人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はポーラ・オルビスホールディングスが10.0%、ロート製薬が14.0%で、ロート製薬のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはポーラ・オルビスホールディングスが0.95倍、ロート製薬が1.72倍で、勢いはロート製薬が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はポーラ・オルビスホールディングスが42.8点、ロート製薬が69.6点で、ロート製薬が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ポーラ・オルビスホールディングス

ポーラ・オルビスホールディングスは、カウンセリング販売が特徴の「⁠POLA」と、通信販売から始まった「⁠ORBIS」を中心に、複数の化粧品ブランドを持つ持株会社です。1929年に静岡で訪問販売から創業しました。

売上高は約1,703億円です。事業はビューティケア事業(⁠化粧品・食品の研究開発・製造・販売)が中心で、POLA、ORBIS、DECENCIA、Jurlique、FUJIMIなどのブランドを持つ「⁠マルチブランド戦略」をとっています。

ロート製薬

ロート製薬は、目薬などのアイケア、メンソレータムなどのスキンケア、胃腸薬・漢方薬などの内服薬、医療用眼科薬などを手がける会社です。1899年に大阪で創業し、1988年に米国のメンソレータム社を買収しました。再生医療にも取り組んでいます。

売上高は約3,437億円です。事業は地域ごとに、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに分かれ、商品はアイケア、スキンケア、内服・食品、メディカル(⁠CDMO事業、医療用眼科薬など)などです。

歴史の違い

ポーラ・オルビスホールディングス

  1. 1929年鈴木忍が静岡市で個人事業として創業し、訪問販売を始めます。
  2. 1984〜1988年オルビスを設立し、通信販売事業を全国に広げます。
  3. 1998年ポーラ化成工業が美白用医薬部外品成分「⁠ルシノール」を開発します。
  4. 2006〜2010年持株会社のポーラ・オルビスホールディングスを設立し、2010年に東京証券取引所に上場します。

ロート製薬

  1. 1899年大阪で信天堂山田安民薬房を創業し、医薬品の製造販売を始めます。
  2. 1988年米国のメンソレータム社を買収し、経営権を取得します。
  3. 1996〜2010年インドネシア、ベトナム、中国などに会社をつくり、アジアに広がります。
  4. 2016年ロート幹細胞加工センターで「⁠特定細胞加工物製造許可」を取得します。

いま何に賭けているか

ポーラ・オルビスホールディングス

創業100周年の2029年を見据え、Mission「⁠感受性のスイッチを全開にする」を掲げています。今の中期経営計画(⁠2024年〜)を「⁠再挑戦と成長基盤確立の3年間」と位置づけ、2026年に連結売上高2,000億円、営業利益率12〜13%、海外売上高比率20%を目標にしています。POLAブランドでは、サロンチャネル(⁠従来の委託販売チャネル)の事業基盤を再構築するとしています。

ロート製薬

パーパスは、商品やサービスで健康を届け、人や社会を「⁠Well-being」に導くことです。ビジョン「⁠Connect for Well-being & Longevity」を掲げ、日本で成功した事業モデルを一律に海外へ持ち出すのではなく、各地域の市場特性に根差した事業を各子会社の自主性を尊重して進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならロート製薬、時間のゆとりを取るならポーラ・オルビスホールディングス。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいロート製薬。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いロート製薬のほうが景気の波に強い。

よくある質問

ポーラ・オルビスホールディングスとロート製薬はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はポーラ・オルビスホールディングスが約576万円、ロート製薬が約653万円。ロート製薬のほうが約77万円高い。
ポーラ・オルビスホールディングスとロート製薬はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はポーラ・オルビスホールディングスが9.4時間、ロート製薬が11.7時間。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが月2.3時間少ない。
ポーラ・オルビスホールディングスとロート製薬はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はポーラ・オルビスホールディングスが42.8点、ロート製薬が69.6点で、ロート製薬が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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