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ロート製薬の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ロート製薬の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ロート製薬はどんな会社か

ロート製薬は、目薬などのアイケア、メンソレータムなどのスキンケア、胃腸薬・漢方薬などの内服薬、医療用眼科薬などを手がける会社です。1899年に大阪で創業し、1988年に米国のメンソレータム社を買収しました。再生医療にも取り組んでいます。

いまの状況:パーパスは、商品やサービスで健康を届け、人や社会を「⁠Well-being」に導くことです。

転機:2016年 ロート幹細胞加工センターで「⁠特定細胞加工物製造許可」を取得します/2020〜2024年 日本点眼薬研究所(⁠今のロートニッテン)、天藤製薬、ユーヤンサン・インターナショナルを買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,437億円化学工業の上場247社中36位。
売上に対する経常利益の割合14.0%業界中央値7.4%より6.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.72倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)1,786人4年で1.12倍。
30歳換算年収約653万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業11.7時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはロート製薬の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 1988年に買収した米国のメンソレータム社を中心に、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでスキンケア商品を展開しています。社員の半分以上がアジアにいます。
  • グループの基本方針は、理念や品質・倫理基準は共通にしつつ、具体的な事業戦略は各地域・各子会社の自主性に任せることです。
  • 2016年にロート幹細胞加工センターで「⁠特定細胞加工物製造許可」を取得するなど、再生医療にも取り組んでいます。メディカル関連ではCDMO(⁠医薬品の受託開発製造)事業も行っています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ロート製薬株式会社は、上場247社の中で売上36位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ロート製薬トクヤマartience(株)コーセー
売上高3,437億円3,495億円3,500億円3,302億円
利益率14.0%10.9%6.0%6.5%
4年の売上の伸び1.72倍1.19倍1.22倍1.47倍
30歳換算年収653万円619万円590万円594万円
月の残業11.7時間未公表未公表18.3時間

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・グローバル・品質

会社自身が挙げているリスク

生産・調達・サプライチェーン、品質・製品安全、海外事業展開、市場環境・競争環境、事業投資、法的規制・制度変更。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本:2,946人(⁠32%)
  • アメリカ:551人(⁠6%)
  • ヨーロッパ:520人(⁠6%)
  • アジア:5,214人(⁠56%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠生産・調達・サプライチェーン」「⁠品質・製品安全」「⁠海外事業展開」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Well-being」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠生産・調達・サプライチェーン」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い