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東京エレクトロンとホシデンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、ホシデンが約456万円。東京エレクトロンのほうが約582万円高い。
  • 売上高は東京エレクトロンが2.44兆円、ホシデンが4,482億円で、東京エレクトロンが約5.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東京エレクトロンが25.8%、ホシデンが5.5%で、東京エレクトロンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東京エレクトロンホシデン
働きやすさの点数85.2点(⁠S)61点(A-)
平均年収1,380万円(⁠43.1歳)683万円(⁠48.6歳)
30歳換算年収約1,038万円約456万円
月の平均残業未公表12.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.7年26.1年
売上高2.44兆円4,482億円
売上に対する利益の割合25.8%(⁠経常利益)5.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍2.16倍
従業員数(⁠単体)2,309人569人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東京エレクトロンが1.22倍、ホシデンが2.16倍で、勢いはホシデンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、ホシデンが61点で、東京エレクトロンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京エレクトロン

東京エレクトロン(⁠TEL)は、半導体をつくるための製造装置のメーカーです。半導体の工場で使われる装置を開発・製造し、世界中の半導体メーカーに販売・保守しています。日本を代表する高収益企業の一つです。

売上高は約2.4兆円です。事業は「⁠半導体製造装置」の一つだけで、装置の開発・製造・販売と、納めた装置の保守サービスで稼いでいます。

ホシデン

ホシデンは、コネクタ、ジャック、スイッチなどの機構部品や、マイクロホン、ヘッドホン、スピーカーなどの音響部品をつくる電子部品メーカーです。1947年に大阪市東成区で古橋製作所として創業しました。

売上高は約4,482億円です。事業は、機構部品(⁠コネクタ、ジャック、スイッチなど)、音響部品(⁠マイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバーなど)、複合部品その他の3つです。

歴史の違い

東京エレクトロン

  1. 1963年東京放送(⁠TBS)の関係会社として、「⁠東京エレクトロン研究所」が設立されます。
  2. 1970〜1980年代技術専門商社としてスタートした会社が、開発・製造機能を持つメーカーへと変わっていきます。
  3. 1990〜1993年山梨、東北、九州などの製造子会社を再編し、製造体制を固めます。
  4. 1993〜2012年韓国、欧州、台湾、中国、シンガポールに拠点をつくり、世界の半導体メーカーを支える販売・サポート体制を築きます。

ホシデン

  1. 1947〜1950年大阪市東成区で古橋製作所を創業し、星電器製造に改組します。
  2. 1960年イヤホン、マイクロホンなどの音響部品の開発・生産を始めます。
  3. 1966〜1978年香港、台湾、韓国、米国、シンガポールに現地法人をつくります。
  4. 1979年業界初のカラー液晶表示素子を開発します。

いま何に賭けているか

東京エレクトロン

ビジョンは「⁠半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」です。付加価値の高い最先端の装置と技術サービスを生み出し続け、その利益を次の成長投資につなげることで、「⁠ワールドクラスの高収益企業」を目指しています。

ホシデン

会社は、AIやADAS(⁠先進運転支援システム)技術の進化、IoE(⁠全てのものがインターネットにつながる)の普及で、さらに高度化・多機能化する製品が求められるとしています。車載電子機器の高機能化や、医療・健康・美容機器、介護・フレイル対策向け機器の市場の成長に期待しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいホシデン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京エレクトロンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東京エレクトロンとホシデンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京エレクトロンが約1,038万円、ホシデンが約456万円。東京エレクトロンのほうが約582万円高い。
東京エレクトロンとホシデンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京エレクトロンが85.2点、ホシデンが61点で、東京エレクトロンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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