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MS&ADインシュアランスグループホールディングスと第一ライフグループの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。保険グループの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが約851万円、第一ライフグループが約940万円。第一ライフグループのほうが約89万円高い。
  • 売上高はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが7.65兆円、第一ライフグループが3,345億円で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが約22.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが14.6%、第一ライフグループが86.3%で、第一ライフグループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

MS&ADインシュアランスグループホールディングス第一ライフグループ
働きやすさの点数83.2点(⁠S)75.7点(⁠S)
平均年収1,238万円(⁠47.2歳)1,143万円(⁠39歳)
30歳換算年収約851万円約940万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数21.7年10年
売上高7.65兆円3,345億円
売上に対する利益の割合14.6%(⁠経常利益)86.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.63倍
従業員数(⁠単体)478人60,138人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはMS&ADインシュアランスグループホールディングスが1.49倍、第一ライフグループが1.63倍で、勢いは第一ライフグループが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが83.2点、第一ライフグループが75.7点で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険という二つの大手損害保険会社を傘下に持つ持株会社です。国内の損害保険、生命保険、海外保険、資産運用などを手がけています。

売上にあたる経常収益は約7.7兆円、経常利益は約1.1兆円です。お金の中心は損害保険で、自動車保険や火災保険、企業向けの保険の保険料を受け取り、事故や災害のときに保険金を支払います。保険料と保険金・経費の差、そして預かったお金の運用益で稼ぎます。

第一ライフグループ

第一ライフグループ(⁠旧第一生命ホールディングス)は、第一生命保険を中心に、国内外の生命保険会社などを持つ保険持株会社です。1902年に日本で最初の相互会社形態の保険会社として第一生命が設立され、2010年に株式会社になって上場しました。

グループは子会社198社、関連会社255社です。国内では第一生命のほか、第一フロンティア生命、第一ネオ生命、第一アイペット損害保険、ベネフィット・ワンなどを持っています。

歴史の違い

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

  1. 2008年三井住友海上火災保険が、自らを子会社とする持株会社「⁠三井住友海上グループホールディングス」をつくります。
  2. 2010年あいおい損害保険とニッセイ同和損害保険をグループに迎え、社名をMS&ADインシュアランスグループホールディングスに変えます。
  3. 2013年三井住友海上とあいおいニッセイ同和の間で「⁠機能別再編」に合意し、グループ内で役割を分け合う形を整えます。
  4. 2016〜2020年イギリスの保険会社Amlinを傘下に入れ、のちに海外事業の再編で売却します。

第一ライフグループ

  1. 1902年日本で最初の相互会社形態の保険会社として、第一生命が設立されます。
  2. 2007〜2011年ベトナム、インド、オーストラリアの生命保険会社に出資・買収し、2010年に株式会社になって上場します。
  3. 2015年米国のProtective Life Corporationを買収します。
  4. 2016年持株会社の第一生命ホールディングスになります。

いま何に賭けているか

MS&ADインシュアランスグループホールディングス

「⁠2030年度目指す姿」として、修正利益8,000億円、修正ROE11%以上などを掲げています。業界で起きた不適切事案を受けて、顧客本位と健全な競争を最優先にしつつ、経済の成長を支える商品・サービスで安心・安全な社会の実現に取り組むとしています。

第一ライフグループ

パーパスは「⁠共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」、ブランドメッセージは「⁠一生涯のパートナー」です。バリューズとして「⁠いちばん、人を考える」「⁠まっすぐに、最良を追求する」「⁠まっさきに、変革を実現する」を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い第一ライフグループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

MS&ADインシュアランスグループホールディングスと第一ライフグループはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが約851万円、第一ライフグループが約940万円。第一ライフグループのほうが約89万円高い。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスと第一ライフグループはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はMS&ADインシュアランスグループホールディングスが83.2点、第一ライフグループが75.7点で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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