トップ › 金融・保険業 › MS&ADインシュアランスグループホールディングス › 面接対策

MS&ADインシュアランスグループホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. MS&ADインシュアランスグループホールディングスはどんな会社か

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険という二つの大手損害保険会社を傘下に持つ持株会社です。国内の損害保険、生命保険、海外保険、資産運用などを手がけています。

いまの状況:「⁠2030年度目指す姿」として、修正利益8,000億円、修正ROE11%以上などを掲げています。

転機:2016〜2020年 イギリスの保険会社Amlinを傘下に入れ、のちに海外事業の再編で売却します/2026年 保険料調整行為など業界の不適切事案を受けて改正された保険業法が施行され、「⁠顧客本位の業務運営の徹底」を最優先に掲げています。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7.65兆円金融・保険業の上場181社中9位。
売上に対する経常利益の割合14.6%業界中央値18.4%より3.8ポイント低い。
売上の4年の伸び1.49倍業界中央値は1.49倍。
従業員数(⁠単体)478人4年で1.19倍。
30歳換算年収約851万円業界中央値は約588万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはMS&ADインシュアランスグループホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 傘下の三井住友海上(⁠社員約1.3万人)とあいおいニッセイ同和(⁠約1.3万人)は、ほぼ同じ規模の別会社です。2013年の「⁠機能別再編」で、グループ内の役割を分け合っています。
  • 2026年6月に改正保険業法が施行されました。保険料調整行為などの不適切事案を受けたもので、グループは「⁠顧客本位の業務運営の徹底」と「⁠健全な競争環境の実現」を最優先課題にしています。
  • 2030年度に修正利益8,000億円(⁠2026年度目標5,300億円)、修正ROE11%以上を目指しています。2016年に傘下に入れたイギリスのAmlinは、2020年に売却しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、上場181社の中で売上9位の大手。今は「⁠経営理念(⁠ミッション)」「⁠経営ビジョン」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

MS&ADインシュアランみずほ銀行東京海上日動火災保険東京海上ホールディングス
売上高7.65兆円7.99兆円8.14兆円8.87兆円
利益率14.6%16.2%16.4%15.2%
4年の売上の伸び1.49倍2.36倍1.66倍1.51倍
30歳換算年収851万円——1,135万円
月の残業未公表20.1時間12.9時間未公表

求める人物像

なお、中長期的な目標である「⁠グループの2030年度目指す姿」に連動した人財戦略は「⁠第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 人材戦略に関する基本方針等」にも記載しております。1 人財育成方針a.基本的な方針・当社グループには、国内外の連結会社に約5万人の社員がおり、グループの最大の財産は人財と考えております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・多様性・デジタル・自律・変革

会社自身が挙げているリスク

ERMをベースにしたグループ経営ERM、ERMと、グループ重要、グループエマージング。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • ンスグループホールディングス株式会社:478人(⁠1%)
  • 三井住友海上火災保険株式会社:12,731人(⁠32%)
  • あいおいニッセイ同和損害保険株式会社:12,515人(⁠32%)
  • 三井ダイレクト損害保険株式会社:514人(⁠1%)
  • 三井住友海上あいおい生命保険株式会社:2,486人(⁠6%)
  • 住友海上プライマリー生命保険株式会社:418人(⁠1%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠経営理念(⁠ミッション)」「⁠経営ビジョン」。事業の柱は国内損害保険事業・国内生命保険事業・海外事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠ERMをベースにしたグループ経営ERM」「⁠ERMと」「⁠グループ重要」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2030年度目指す姿」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠ERMをベースにしたグループ経営ERM」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。