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住友林業と東建コーポレーションの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ハウスメーカーの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友林業が約718万円、東建コーポレーションが約504万円。住友林業のほうが約214万円高い。
  • 月の平均残業は住友林業が13.9時間、東建コーポレーションが13時間。大きな差はない。
  • 売上高は住友林業が2.27兆円、東建コーポレーションが3,865億円で、住友林業が約5.9倍の規模。

数字で比べる

住友林業東建コーポレーション
働きやすさの点数65.9点(⁠A)44.4点(⁠C)
平均年収976万円(⁠44.1歳)622万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約718万円約504万円
月の平均残業13.9時間13時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.8年7.1年
売上高2.27兆円3,865億円
売上に対する利益の割合7.7%(⁠経常利益)6.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.64倍1.24倍
従業員数(⁠単体)5,581人5,718人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は住友林業が7.7%、東建コーポレーションが6.1%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びは住友林業が1.64倍、東建コーポレーションが1.24倍で、勢いは住友林業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は住友林業が65.9点、東建コーポレーションが44.4点で、住友林業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友林業

住友林業は、住友グループの山林経営から始まった会社です。木材・建材の販売、注文住宅(⁠木造住宅)、そしてアメリカやオーストラリアでの住宅事業まで、「⁠木」を軸に事業を広げてきました。近年は海外の住宅事業を大きく伸ばしています。

売上高は約2.3兆円で、建設業で国内5位です。事業は、木材建材(⁠木材・合板・建材の仕入れ・製造・販売)、住宅(⁠国内の注文住宅・リフォーム・不動産)、建築・不動産(⁠アメリカ・オーストラリアの分譲住宅や集合住宅の開発など)、資源環境(⁠山林経営・バイオマス発電など)に分かれています。

東建コーポレーション

東建コーポレーションは、土地の有効活用を目的に、土地所有者にアパートや賃貸マンション、貸店舗などを企画提案して建てる賃貸建物建設請負(⁠リース建設)を中心とする会社です。建物の一括借上げや賃貸仲介「⁠ホームメイト」なども手がけています。1976年に愛知県刈谷市で東名商事として設立されました。

売上高は約3,865億円です。事業は、建設事業(⁠建築請負、建設資材の製造加工販売、建設資金の融資など)と、不動産賃貸事業(⁠マスターリース・サブリース、賃貸仲介)などです。

歴史の違い

住友林業

  1. 1948〜1955年住友本社の解体で林業所が分割され、各社が合併を重ねて1955年に住友林業が生まれます。
  2. 1956〜1975年外国の木材の輸入を始め、建材、住宅資材の製造、分譲住宅、注文住宅へと事業を広げます。
  3. 1990年代リフォームの事業に本格的に進出し、東京証券取引所に上場します。
  4. 2009〜2018年オーストラリアのHenley、アメリカのBloomfield Homes、Gehan Homes、DRB、Crescent Communitiesなどを傘下に入れ、海外の住宅事業を大きくします。

東建コーポレーション

  1. 1976年愛知県刈谷市で東名商事を設立し、土地所有者向けのリース建築事業を始めます。
  2. 1990〜1992年東名リース建設、東建コーポレーションと社名を変えます。
  3. 1993年仲介専門店「⁠ホームメイト」の1号店を名古屋市名東区に開きます。
  4. 2002〜2003年東証・名証の2部に上場し、1部に指定されます。

いま何に賭けているか

住友林業

長期ビジョン「⁠Mission TREEING 2030」で、森と木の価値を最大限に生かした脱炭素化と循環型の経済(⁠サーキュラーバイオエコノミー)の確立、グローバル展開の進化などを掲げ、2030年にグループの経常利益を3,500億円に伸ばすことを目指しています。

東建コーポレーション

2027年4月期は、首都圏をはじめとする有力市場に、従来のイメージを一新した事業所を出店するなど、積極的な先行投資を行うとしています。優秀な人材の確保・増強、新商品の開発などで経営基盤の強化を図ってきたとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい住友林業。

よくある質問

住友林業と東建コーポレーションはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友林業が約718万円、東建コーポレーションが約504万円。住友林業のほうが約214万円高い。
住友林業と東建コーポレーションはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は住友林業が13.9時間、東建コーポレーションが13時間。大きな差はない。
住友林業と東建コーポレーションはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友林業が65.9点、東建コーポレーションが44.4点で、住友林業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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