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野村総合研究所とサイボウズの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は野村総合研究所が約1,079万円、サイボウズが約626万円。野村総合研究所のほうが約453万円高い。
  • 売上高は野村総合研究所が8,147億円、サイボウズが374億円で、野村総合研究所が約21.8倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは野村総合研究所が1.33倍、サイボウズが2.02倍で、勢いはサイボウズが上。

数字で比べる

野村総合研究所サイボウズ
働きやすさの点数78点(S)56.6点(⁠B)
平均年収1,333万円(⁠39.7歳)719万円(⁠36.4歳)
30歳換算年収約1,079万円約626万円
月の平均残業未公表11.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.8年6.8年
売上高8,147億円374億円
売上に対する利益の割合7.2%(⁠税引前利益)27.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍2.02倍
従業員数(⁠単体)7,982人1,080人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は野村総合研究所が78点、サイボウズが56.6点で、野村総合研究所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

野村総合研究所

野村総合研究所(⁠NRI)は、日本で最初の民間の総合シンクタンクと、野村證券のシステムをつくってきたコンピューター会社が1988年に合併してできた会社です。調査・コンサルティングと、金融機関や流通業などの大規模システムの開発・運用の両方を手がけています。

売上高は約8,147億円です。事業は、コンサルティング、金融ITソリューション(⁠証券・保険・銀行など)、産業ITソリューション(⁠流通・製造・サービス・公共)、IT基盤サービス(⁠データセンター運営や情報セキュリティ)の4つです。

サイボウズ

サイボウズは、会社の中の情報共有を助けるソフト(⁠グループウェア)を、毎月の利用料で提供している会社です。愛媛県松山市で生まれた会社で、主力の「⁠kintone(⁠キントーン)」は、プログラミングなしで自社の業務アプリを作れるサービスとして広く使われています。

売上高は約374億円。お客さんは企業で、使う人数やサービスに応じて毎月・毎年の利用料を払います。いわゆる「⁠サブスクリプション」型なので、一度契約した会社が使い続けてくれるほど、売上が積み上がっていきます。

歴史の違い

野村総合研究所

  1. 1965年旧野村総合研究所が、国内・民間初の総合シンクタンクとして設立されます。
  2. 1968〜1974年野村コンピュータシステムが野村證券の「⁠第一次オンラインシステム」を稼働させ、1974年には証券業向け共同利用型システム「⁠STAR」を稼働させます。
  3. 1979年セブン-イレブン・ジャパンの「⁠新発注システム」を稼働させ、流通業のシステムにも広がります。
  4. 1988年旧野村総合研究所と野村コンピュータシステムが合併し、今の野村総合研究所になります。

サイボウズ

  1. 1997年愛媛県松山市で創業し、すぐに中小企業向けのグループウェア「⁠サイボウズ Office」を発売します。
  2. 2000年創業からわずか3年で東証マザーズに上場し、本社を東京に移します。
  3. 2005〜2006年多くの会社を買収して事業を広げますが、その後の数年で多くを売却・整理します。
  4. 2011年自社で作ったクラウドの基盤「⁠cybozu.com」の上で「⁠kintone」などの提供を始めます。

いま何に賭けているか

野村総合研究所

2023年に発表した「⁠NRI Group Vision 2030」で、2030年に目指す姿を「⁠経営とテクノロジーの融合で時代を先駆け、DXの先にある豊かさを洞察し、デジタル社会資本で世界をダイナミックに変革する存在へ」としています。会社は、未来のありたい姿を洞察し、それをデジタル技術で実現することを自社の強みとしています。

サイボウズ

中小企業から大企業まで新しいお客さんを増やしつつ、すでに使っている会社で「⁠一部の部署」から「⁠全社」へ利用を広げてもらうことに力を入れています。海外での事業拡大も、会社自身が挙げている課題です。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいサイボウズ。

よくある質問

野村総合研究所とサイボウズはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は野村総合研究所が約1,079万円、サイボウズが約626万円。野村総合研究所のほうが約453万円高い。
野村総合研究所とサイボウズはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は野村総合研究所が78点、サイボウズが56.6点で、野村総合研究所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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