トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › 東プレとフタバ産業

東プレとフタバ産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東プレが約586万円、フタバ産業が約562万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は東プレが3,788億円、フタバ産業が6,779億円で、フタバ産業が約1.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東プレが9.4%、フタバ産業が3.1%で、東プレのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東プレフタバ産業
働きやすさの点数65.5点(⁠A)61点(A-)
平均年収719万円(⁠39.4歳)682万円(⁠38.9歳)
30歳換算年収約586万円約562万円
月の平均残業未公表19.2時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年14年
売上高3,788億円6,779億円
売上に対する利益の割合9.4%(⁠経常利益)3.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.62倍1.18倍
従業員数(⁠単体)1,575人4,036人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東プレが1.62倍、フタバ産業が1.18倍で、勢いは東プレが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東プレが65.5点、フタバ産業が61点で、東プレが上回る。

何で稼いでいるかの違い

東プレ

東プレは、自動車のプレス部品、冷凍・冷蔵車、空調機器、電子機器をつくる会社です。1935年に東京で東京プレス工業として設立され、プレス加工から始まりました。

売上高は約3,788億円です。事業は、プレス関連製品(⁠プレス部品、金型)、定温物流関連(⁠冷凍・冷蔵車)、その他(⁠空調機器、電子機器、輸送)です。

フタバ産業

フタバ産業は、マフラーなどの排気系部品やボデー系部品などの自動車部品をつくる会社です。主要な販売先のトヨタ自動車は、フタバ産業を関連会社とする「⁠その他の関係会社」です。1935年に東京で関東重工業として設立され、1946年に社名をフタバ産業に変えました。

売上高は約6,779億円です。事業は、自動車等車両部品、環境機器部品、外販設備などの製造販売で、地域別に日本、北米、欧州、中国、アジアのセグメントがあります。

歴史の違い

東プレ

  1. 1935年東京都江東区で東京プレス工業を設立し、プレス加工を始めます。
  2. 1968〜1970年冷凍・冷蔵車業界と空調機器業界に進出します。
  3. 1983〜1985年電子機器業界に進出し、社名を東プレに変えます。
  4. 2002〜2017年米国、中国、タイ、メキシコ、インドにプレス部品の会社をつくります。

フタバ産業

  1. 1935〜1946年関東重工業として設立され、社名をフタバ産業に変えて、岡崎市で漁網機やパイプ製家具をつくります。
  2. 1948年自動車部品の生産を始めます。
  3. 1993年自動車マフラーの専門工場として幸田工場を新設します。
  4. 1994〜2011年米国、英国、カナダ、チェコ、中国、インド、インドネシアに会社をつくります。

いま何に賭けているか

東プレ

東プレグループの使命は「⁠卓越した技術を駆使して製品・サービスを創造し、社会に貢献すること」です。2035年に創立100周年を迎えます。会社は、一部の自動車メーカーが電動化の投資や戦略を見直す動きに柔軟に対応するとし、冷凍車ではカーボンニュートラルや電動車両への対応が喫緊の課題だとしています。

フタバ産業

2025〜2027年度の中期経営計画を成長投資の期間とし、2027年度に営業利益率(⁠支給品を除く売上高に対して)5.0%、ROE10.0%以上を目標にしています。排気系部品では電動化に合わせた新しいシステムの開発、インドでは拠点拡大を進めるとしています。工場のCO2排出量を2030年度に2019年度比で50%以上減らすとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東プレ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東プレのほうが景気の波に強い。

よくある質問

東プレとフタバ産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東プレが約586万円、フタバ産業が約562万円。ほぼ同じ水準。
東プレとフタバ産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東プレが65.5点、フタバ産業が61点で、東プレが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく