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ライオンの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ライオンの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ライオンはどんな会社か

ライオンは、歯みがきや洗剤などの生活用品、解熱鎮痛薬などの一般用医薬品、化学品をつくる会社です。1891年創業の小林富次郎商店を起源とする「⁠ライオン歯磨」と「⁠ライオン油脂」が1980年に合併してできました。アジアでも生活用品を製造・販売しています。

いまの状況:パーパス「⁠より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(⁠ReDesign)」と、経営ビジョン「⁠次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げています。

転機:1993年 アンネ株式会社を吸収合併します/2004〜2007年 中外製薬から一般用医薬品事業を、韓国CJからは生活化学品事業を取得し、アメリカのブリストル・マイヤーズ スクイブから解熱鎮痛薬の権利も得ます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,221億円化学工業の上場247社中28位。
売上に対する税引前利益の割合9.3%業界中央値7.4%より2.0ポイント高い。
売上の4年の伸び1.15倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)3,059人4年で0.97倍。
30歳換算年収約524万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業12.7時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはライオンの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 最重点分野は「⁠オーラルヘルスケア」です。価値提供の範囲を口腔衛生から口腔機能(⁠噛む力・飲み込む力・会話を楽しむ力)に広げ、お口を起点とした全身の健康への貢献を目指しています。
  • 社員約8,300人のうち約4,300人が海外事業にいます。1967年にタイで合弁会社をつくり、2004年には韓国CJから生活化学品事業を取得しています。
  • 市販薬は、2004年に中外製薬から一般用医薬品事業を取得し、アメリカのブリストル・マイヤーズ スクイブから解熱鎮痛薬の権利も取得して広げました。創業からの想いは『⁠愛の精神の実践』です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ライオン株式会社は、一般用消費財事業、産業用品事業、および海外事業を主力とする会社。上場247社の中で売上28位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠Vision(⁠ビジョン)2030」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ライオン東洋紡(⁠株)ADEKA日本ゼオン
売上高4,221億円4,216億円4,166億円4,120億円
利益率9.3%(⁠税引前)5.4%(⁠経常)10.3%(⁠経常)9.7%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.15倍1.12倍1.15倍1.14倍
30歳換算年収524万円550万円637万円630万円
月の残業12.7時間12時間14.3時間17.4時間

求める人物像

人材開発中期経営計画「⁠2nd STAGE」では、「⁠オーラルヘルスケア」「⁠グローバル」「⁠R&D」「⁠IT・デジタル」において、人材の確保・育成(⁠採用/教育/配置)を強化し、競争優位性を確立していきます。中でも管理職層には、組織設計や迅速な意思決定能力の強化を求めています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・変革・デジタル・スピード

会社自身が挙げているリスク

平時の対応。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 一般用消費財事業:2,651人(⁠35%)
  • 産業用品事業:600人(⁠8%)
  • 海外事業:4,282人(⁠57%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠Vision(⁠ビジョン)2030」。
当社の課題は
会社自身は「⁠平時の対応」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(⁠ReDesign)」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠平時の対応」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い