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三菱電機と明電舎の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。総合電機・ITの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は三菱電機が約727万円、明電舎が約603万円。三菱電機のほうが約124万円高い。
  • 売上高は三菱電機が5.89兆円、明電舎が3,262億円で、三菱電機が約18.1倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三菱電機が72.4点、明電舎が64.6点で、三菱電機が上回る。

数字で比べる

三菱電機明電舎
働きやすさの点数72.4点(⁠S-)64.6点(⁠A)
平均年収913万円(⁠40.5歳)811万円(⁠43.6歳)
30歳換算年収約727万円約603万円
月の平均残業未公表23.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.3年18.6年
売上高5.89兆円3,262億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠税引前利益)8.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.32倍1.28倍
従業員数(⁠単体)29,949人3,975人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

三菱電機

三菱電機は、発電・送電設備、工場の自動化(⁠FA)機器、エアコンやエレベーター、パワー半導体まで、「⁠電気で動くもの」を幅広くつくる総合電機メーカーです。家電の印象もありますが、稼ぎの中心は社会インフラと産業向けの機器です。

売上高は約5.9兆円で、電機業界で国内3位です。事業は、インフラ(⁠電力システムなど)、インダストリー・モビリティ(⁠FA機器、自動車部品)、ライフ(⁠空調・家電、ビルシステム)、デジタルイノベーション、セミコンダクター・デバイス(⁠パワー半導体など)に分かれています。

明電舎

明電舎は、発電機・変圧器などの電力インフラ機器、鉄道・上下水道向けのシステム、EV駆動システムやモーターなどをつくる重電メーカーです。1897年に個人経営の電気機械工場として発足しました。

売上高は約3,262億円です。事業は、電力インフラ(⁠発電機、変電製品、水力発電設備など)、社会システム(⁠電鉄システム、水インフラ、無停電電源装置など)、産業電子モビリティ(⁠モーター、インバーター、EV駆動システム、自動車試験装置など)、フィールドエンジニアリング(⁠保守・サービス)、不動産などです。

歴史の違い

三菱電機

  1. 1921年三菱造船(⁠今の三菱重工業)神戸造船所の電機製作所を引き継いで、三菱電機が創立されます。
  2. 1950〜1960年代テレビ・無線機器、冷蔵庫・エアコン、半導体、エレベーターの専門工場を次々に建て、総合電機メーカーになります。
  3. 1970〜1990年代アメリカ、シンガポール、欧州に拠点を広げ、事業本部制を整えます。
  4. 1999年家電業界で初めてのリサイクル工場を稼働させます。

明電舎

  1. 1897年個人経営の電気機械工場として発足します。
  2. 1917年株式会社になります。
  3. 1966〜1975年タイとシンガポールに会社を設立します。
  4. 2001〜2012年日立製作所、富士電機と変電事業の合弁会社をつくり、2012年に合弁を解消します。

いま何に賭けているか

三菱電機

デジタル基盤「⁠Serendie(⁠セレンディ)」を使い、保守・サービスで得たお客様の運用データから新しい製品・ソリューションを生み出す「⁠循環型 デジタル・エンジニアリング」への事業モデル変革を進めています。強い部品・機器(⁠コンポーネント)事業に経営資源を集中し、自前主義にこだわらずM&Aも活用するとしています。

明電舎

企業理念は「⁠より豊かな未来をひらく」、2030年のビジョンは「⁠サステナビリティ・パートナー」です。「⁠中期経営計画2027」の初年度(⁠2025年度)は売上高・営業利益とも過去最高で、ROEは15.1%でした。会社は、人手不足の中で需要に応えるため、生産性向上の加速を第一の課題にしています。

よくある質問

三菱電機と明電舎はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は三菱電機が約727万円、明電舎が約603万円。三菱電機のほうが約124万円高い。
三菱電機と明電舎はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三菱電機が72.4点、明電舎が64.6点で、三菱電機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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