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フタバ産業と武蔵精密工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はフタバ産業が約562万円、武蔵精密工業が約536万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はフタバ産業が19.2時間、武蔵精密工業が19.1時間。大きな差はない。
  • 売上高はフタバ産業が6,779億円、武蔵精密工業が3,472億円で、フタバ産業が約2.0倍の規模。

数字で比べる

フタバ産業武蔵精密工業
働きやすさの点数61点(A-)58.1点(⁠B)
平均年収682万円(⁠38.9歳)701万円(⁠42.3歳)
30歳換算年収約562万円約536万円
月の平均残業19.2時間19.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14年13.7年
売上高6,779億円3,472億円
売上に対する利益の割合3.1%(⁠経常利益)5.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.18倍1.44倍
従業員数(⁠単体)4,036人1,111人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はフタバ産業が3.1%、武蔵精密工業が5.8%で、武蔵精密工業のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはフタバ産業が1.18倍、武蔵精密工業が1.44倍で、勢いは武蔵精密工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はフタバ産業が61点、武蔵精密工業が58.1点で、フタバ産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

フタバ産業

フタバ産業は、マフラーなどの排気系部品やボデー系部品などの自動車部品をつくる会社です。主要な販売先のトヨタ自動車は、フタバ産業を関連会社とする「⁠その他の関係会社」です。1935年に東京で関東重工業として設立され、1946年に社名をフタバ産業に変えました。

売上高は約6,779億円です。事業は、自動車等車両部品、環境機器部品、外販設備などの製造販売で、地域別に日本、北米、欧州、中国、アジアのセグメントがあります。

武蔵精密工業

武蔵精密工業は、ギヤやカムシャフトなどのパワートレイン部品、サスペンション・ステアリング用のボールジョイント、二輪車用部品をつくる自動車部品メーカーです。本田技研工業は「⁠その他の関係会社」で主要な取引先です。1938年に大塚美春が東京で大塚製作所を創業し、航空発動機用気化器の部品から始まりました。

売上高は約3,472億円です。製品は、PT(⁠パワートレイン:デファレンシャルギヤ、カムシャフト、トランスミッションギヤなど)、L&S(⁠サスペンションアーム、ボールジョイントなど)、2輪(⁠二輪車用トランスミッションギヤなど)です。

歴史の違い

フタバ産業

  1. 1935〜1946年関東重工業として設立され、社名をフタバ産業に変えて、岡崎市で漁網機やパイプ製家具をつくります。
  2. 1948年自動車部品の生産を始めます。
  3. 1993年自動車マフラーの専門工場として幸田工場を新設します。
  4. 1994〜2011年米国、英国、カナダ、チェコ、中国、インド、インドネシアに会社をつくります。

武蔵精密工業

  1. 1938〜1946年東京で大塚製作所を創業し、戦後に本社を愛知県豊橋市に移して武蔵産業に社名を変えます。
  2. 1947〜1956年ミシン部品の製造に転換し、本田技研工業と取引を始めて二輪自動車部品をつくります。
  3. 1963年社名を武蔵精密工業に変えます。
  4. 1980〜2003年米国、タイ、英国、インドネシア、カナダ、ブラジル、ハンガリー、ドイツ、インド、中国に会社をつくります。

いま何に賭けているか

フタバ産業

2025〜2027年度の中期経営計画を成長投資の期間とし、2027年度に営業利益率(⁠支給品を除く売上高に対して)5.0%、ROE10.0%以上を目標にしています。排気系部品では電動化に合わせた新しいシステムの開発、インドでは拠点拡大を進めるとしています。工場のCO2排出量を2030年度に2019年度比で50%以上減らすとしています。

武蔵精密工業

ムサシ100年ビジョンは「⁠Go Far Beyond! ~枠を壊し冒険へ出かけよう!~」です。Mobility事業では、ICE・HEV・BEVの全パワートレイン領域の商品と技術で強い収益基盤をつくるとしています。AIデータセンターを支えるハイブリッドスーパーキャパシタ(⁠HSC)を中核とするEnergy Solution事業を新たな成長の柱に育てるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい武蔵精密工業。

よくある質問

フタバ産業と武蔵精密工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はフタバ産業が約562万円、武蔵精密工業が約536万円。ほぼ同じ水準。
フタバ産業と武蔵精密工業はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はフタバ産業が19.2時間、武蔵精密工業が19.1時間。大きな差はない。
フタバ産業と武蔵精密工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はフタバ産業が61点、武蔵精密工業が58.1点で、フタバ産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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