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日本特殊陶業とミツバの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、ミツバが約455万円。日本特殊陶業のほうが約285万円高い。
  • 月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月4.8時間少ない。
  • 有給休暇の取得率は日本特殊陶業が82.5%、ミツバが72.5%。

数字で比べる

日本特殊陶業ミツバ
働きやすさの点数75.5点(⁠S)68点(A+)
平均年収993万円(⁠43.5歳)596万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約740万円約455万円
月の平均残業16.9時間12.1時間
有給取得率82.5%72.5%
平均勤続年数15.3年19.1年
売上高7,312億円3,486億円
売上に対する利益の割合22.6%(⁠税引前利益)6.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.22倍
従業員数(⁠単体)3,208人3,328人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高は日本特殊陶業が7,312億円、ミツバが3,486億円で、日本特殊陶業が約2.1倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは日本特殊陶業が1.49倍、ミツバが1.22倍で、勢いは日本特殊陶業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、ミツバが68点で、日本特殊陶業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本特殊陶業

日本特殊陶業(⁠英文社名Niterra)は、自動車のスパークプラグや各種センサと、切削工具、半導体製造装置用部品、ICパッケージなどのセラミック製品をつくる会社です。1936年に日本碍子(⁠今のNGK)からスパークプラグ部門が分離して設立されました。

売上高は約7,312億円です。事業は、自動車関連(⁠スパークプラグ、グロープラグ、自動車用センサ)と、コンポーネント・ソリューション(⁠切削工具、産業用セラミック、半導体製造装置用部品、医療用酸素濃縮装置など)の2つです。

ミツバ

ミツバは、ワイパーシステム、スターターモーター、ファンモーター、パワーウインドウモーターなどをつくる輸送用機器関連の会社です。1946年に群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所として従業員9名で設立され、自転車用発電ランプから始まりました。

売上高は約3,486億円です。事業は、輸送用機器関連(⁠ワイパーシステム、各種モーターなど)、情報サービス(⁠両毛システムズによるシステム開発など)、その他(⁠電気工事など)です。

歴史の違い

日本特殊陶業

  1. 1936〜1937年日本碍子からスパークプラグ部門を分離して設立され、NGKスパークプラグの製造を始めます。
  2. 1949年NTKニューセラミックの製造を始めます。
  3. 1959〜1980年ブラジル、米国、マレーシア、タイ、英国、インドネシア、ドイツ、オーストラリアに会社をつくります。
  4. 1982〜1997年自動車用酸素センサの製造を始め、NGKイリジウムプラグを発売します。

ミツバ

  1. 1946年群馬県桐生市で三ツ葉電機製作所を設立し、自転車用発電ランプの生産販売を始めます。
  2. 1951〜1960年自動車用ホーン、ワイパーモーター、小型二輪車用スターターの生産販売を始めます。
  3. 1986〜1989年米国に現地法人をつくり、東証2部に上場して1部に指定されます。
  4. 1996年社名をミツバに変えます。

いま何に賭けているか

日本特殊陶業

スローガンは「⁠セラミックスとその先へ、想像のその先へ」です。「⁠中期経営計画 2030」(⁠2025〜2029年度)で、自動車関連事業で得た収益を元に、セラミックス技術を活かせる「⁠モビリティ」「⁠半導体」「⁠環境・エネルギー」の3領域にリソースを集中するとしています。強みの内燃機関事業もさらに強化するとしています。

ミツバ

中期経営計画で「⁠モビリティ社会の期待に応え持続的成長企業へ」をスローガンに、モビリティ進化への対応、経営基盤の強化、財務体質の健全化を柱にしています。会社は、電動化分野で新しいビジネスチャンスが広がる一方、新しいプレイヤーの出現でシェアが減っている国もあるとし、インドなどの成長国でシェア拡大を図るとしています。2026年度に新規ビジネス室を新設しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら日本特殊陶業、時間のゆとりを取るならミツバ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本特殊陶業。

よくある質問

日本特殊陶業とミツバはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、ミツバが約455万円。日本特殊陶業のほうが約285万円高い。
日本特殊陶業とミツバはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、ミツバが12.1時間。ミツバのほうが月4.8時間少ない。
日本特殊陶業とミツバはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、ミツバが68点で、日本特殊陶業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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