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日本特殊陶業とNOKの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、NOKが約649万円。日本特殊陶業のほうが約91万円高い。
  • 月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、NOKが11.2時間。NOKのほうが月5.7時間少ない。
  • 有給休暇の取得率は日本特殊陶業が82.5%、NOKが91.8%。

数字で比べる

日本特殊陶業NOK
働きやすさの点数75.5点(⁠S)78.1点(⁠S)
平均年収993万円(⁠43.5歳)848万円(⁠42.3歳)
30歳換算年収約740万円約649万円
月の平均残業16.9時間11.2時間
有給取得率82.5%91.8%
平均勤続年数15.3年20.2年
売上高7,312億円7,384億円
売上に対する利益の割合22.6%(⁠税引前利益)6.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.08倍
従業員数(⁠単体)3,208人3,153人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高は日本特殊陶業が7,312億円、NOKが7,384億円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びは日本特殊陶業が1.49倍、NOKが1.08倍で、勢いは日本特殊陶業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、NOKが78.1点で、NOKが上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本特殊陶業

日本特殊陶業(⁠英文社名Niterra)は、自動車のスパークプラグや各種センサと、切削工具、半導体製造装置用部品、ICパッケージなどのセラミック製品をつくる会社です。1936年に日本碍子(⁠今のNGK)からスパークプラグ部門が分離して設立されました。

売上高は約7,312億円です。事業は、自動車関連(⁠スパークプラグ、グロープラグ、自動車用センサ)と、コンポーネント・ソリューション(⁠切削工具、産業用セラミック、半導体製造装置用部品、医療用酸素濃縮装置など)の2つです。

NOK

NOKは、自動車や一般産業機械向けのオイルシール、Oリング、防振ゴムなどのシール製品と、フレキシブルサーキットなどの電子部品をつくる会社です。1939年に東京で設立された江戸川精機と、1941年に神戸で設立された日本ベアリング製造が前身です。

売上高は約7,384億円です。事業は、シール事業(⁠オイルシール、Oリング、防振ゴム、ガスケット、メカニカルシールなど)、電子部品事業(⁠フレキシブルサーキット、プレシジョンコンポーネント)、その他(⁠特殊潤滑剤)です。

歴史の違い

日本特殊陶業

  1. 1936〜1937年日本碍子からスパークプラグ部門を分離して設立され、NGKスパークプラグの製造を始めます。
  2. 1949年NTKニューセラミックの製造を始めます。
  3. 1959〜1980年ブラジル、米国、マレーシア、タイ、英国、インドネシア、ドイツ、オーストラリアに会社をつくります。
  4. 1982〜1997年自動車用酸素センサの製造を始め、NGKイリジウムプラグを発売します。

NOK

  1. 1951年東京オイルシール工業と日本油止工業が合併し、日本オイルシール工業になります。
  2. 1960〜1961年ドイツのフロイデンベルグ社と資本提携し、東証に上場します。
  3. 1969年日本メクトロン(⁠今のメクテック)を設立します。
  4. 1985年社名をNOKに変えます。

いま何に賭けているか

日本特殊陶業

スローガンは「⁠セラミックスとその先へ、想像のその先へ」です。「⁠中期経営計画 2030」(⁠2025〜2029年度)で、自動車関連事業で得た収益を元に、セラミックス技術を活かせる「⁠モビリティ」「⁠半導体」「⁠環境・エネルギー」の3領域にリソースを集中するとしています。強みの内燃機関事業もさらに強化するとしています。

NOK

「⁠Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、社会の「⁠安全」と「⁠快適」を支えるとしています。2026年10月にイーグル工業との統合を予定しており、統合後に中期経営計画を開示するとしています。シール事業では、電気自動車などの新領域向けの開発や、非日系自動車メーカーへの拡販に取り組むとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら日本特殊陶業、時間のゆとりを取るならNOK。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本特殊陶業。

よくある質問

日本特殊陶業とNOKはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本特殊陶業が約740万円、NOKが約649万円。日本特殊陶業のほうが約91万円高い。
日本特殊陶業とNOKはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本特殊陶業が16.9時間、NOKが11.2時間。NOKのほうが月5.7時間少ない。
日本特殊陶業とNOKはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本特殊陶業が75.5点、NOKが78.1点で、NOKが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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