トップ › 会社比較 › ゲーム › カプコンとスクウェア・エニックス・ホールディングス

カプコンとスクウェア・エニックス・ホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ゲームの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカプコンが約826万円、スクウェア・エニックス・ホールディングスが約889万円。スクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが約63万円高い。
  • 売上高はカプコンが1,954億円、スクウェア・エニックス・ホールディングスが2,977億円で、スクウェア・エニックス・ホールディングスが約1.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はカプコンが37.9%、スクウェア・エニックス・ホールディングスが21.7%で、カプコンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

カプコンスクウェア・エニックス・ホールディングス
働きやすさの点数75.6点(⁠S)58点(B)
平均年収985万円(⁠38.1歳)1,315万円(⁠48歳)
30歳換算年収約826万円約889万円
月の平均残業10.4時間未公表
有給取得率86%未公表
平均勤続年数11.2年5.9年
売上高1,954億円2,977億円
売上に対する利益の割合37.9%(⁠経常利益)21.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.78倍0.81倍
従業員数(⁠単体)3,593人26人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはカプコンが1.78倍、スクウェア・エニックス・ホールディングスが0.81倍で、勢いはカプコンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカプコンが75.6点、スクウェア・エニックス・ホールディングスが58点で、カプコンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カプコン

カプコンは、大阪に本社を置くゲーム会社です。家庭用ゲームとモバイルゲームの開発・販売が中心で、ゲームセンターなどの店舗運営や、店舗運営業者向けの遊技機の開発・製造・販売、映像化などのキャラクタービジネスも手がけています。

売上高は約1,954億円です。事業は、デジタルコンテンツ(⁠家庭用ゲーム・モバイル)、アミューズメント施設(⁠ゲーム機を置いた店舗や物販店)、アミューズメント機器(⁠遊技機)、その他(⁠キャラクタービジネス)の4つです。

スクウェア・エニックス・ホールディングス

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、エニックスとスクウェアが2003年に合併してできたゲーム会社の持株会社です。ゲームの開発・販売を中心に、タイトーのアミューズメント施設や業務用ゲーム機、コミックの出版、キャラクターグッズなどのライセンスも手がけています。

売上高は約2,977億円です。事業は、デジタルエンタテインメント(⁠ゲーム)、アミューズメント(⁠タイトー)、出版(⁠コミック単行本、ゲーム関連書籍、定期刊行誌)、ライツ・プロパティ等(⁠グッズなどの二次的著作物)の4つです。

歴史の違い

カプコン

  1. 1979年電子応用のゲーム機器の開発・販売を目的に、大阪府松原市でアイ・アール・エムとして設立されます。
  2. 1983〜1985年販売会社のカプコンを設立し、メダルゲーム、業務用テレビゲーム、家庭用ゲームソフトへと広げます。
  3. 1989年開発と販売を一体化するため、サンビがカプコンを吸収合併し、社名をカプコンに変えます。
  4. 2002〜2012年イギリス、ドイツ、フランス、台湾に販売会社を設立し、海外販売網を広げます。

スクウェア・エニックス・ホールディングス

  1. 1975〜1982年エニックスの前身となる会社がつくられ、1982年にエニックスに社名を変えます。
  2. 2003年エニックスとスクウェアが合併し、スクウェア・エニックスになります。
  3. 2005年タイトーを連結子会社にし、アミューズメント事業を持つようになります。
  4. 2008〜2009年持株会社体制に移り、2009年にはEidos plcを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

カプコン

中期経営目標として「⁠毎期10%営業利益増益」を掲げています。年間1億本の販売に向けて、長期的な価格施策、240を超える国・地域での販売網の拡充、地域ごとのマーケティングに取り組むほか、独自の開発エンジンなど最先端技術の研究開発に投資しています。

スクウェア・エニックス・ホールディングス

中期経営計画(⁠2025年3月期〜2027年3月期)を「⁠Square Enix Reboots and Awakens〜さらなる成長に向けた再起動の3年間〜」と名づけています。前の計画で見えた課題として、HDゲーム事業の低収益性、スマートデバイス等の成長減速、ポートフォリオ管理の不十分さを挙げ、ゲーム開発では「⁠量から質への転換」を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカプコン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカプコンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

カプコンとスクウェア・エニックス・ホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカプコンが約826万円、スクウェア・エニックス・ホールディングスが約889万円。スクウェア・エニックス・ホールディングスのほうが約63万円高い。
カプコンとスクウェア・エニックス・ホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカプコンが75.6点、スクウェア・エニックス・ホールディングスが58点で、カプコンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく