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テルモと堀場製作所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はテルモが約657万円、堀場製作所が約621万円。テルモのほうが約36万円高い。
  • 月の平均残業はテルモが20時間、堀場製作所が14.2時間。堀場製作所のほうが月5.8時間少ない。
  • 売上高はテルモが1.13兆円、堀場製作所が3,331億円で、テルモが約3.4倍の規模。

数字で比べる

テルモ堀場製作所
働きやすさの点数62.3点(⁠A-)71.1点(⁠S-)
平均年収822万円(⁠40.3歳)821万円(⁠42.8歳)
30歳換算年収約657万円約621万円
月の平均残業20時間14.2時間
有給取得率72.9%未公表
平均勤続年数13.8年15.4年
売上高1.13兆円3,331億円
売上に対する利益の割合15.7%(⁠税引前利益)16.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.61倍1.48倍
従業員数(⁠単体)5,736人1,573人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはテルモが1.61倍、堀場製作所が1.48倍で、勢いはテルモが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はテルモが62.3点、堀場製作所が71.1点で、堀場製作所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

テルモ

テルモは、体温計から始まった医療機器メーカーです。今はカテーテルなどの心臓血管の事業が最大で、メディカルケアソリューションズ、血液・細胞テクノロジーの事業も持っています。アメリカを中心とする買収で事業を広げてきました。

売上高は約1.13兆円です。事業は、心臓血管カンパニー、メディカルケアソリューションズカンパニー、血液・細胞テクノロジーカンパニー、オーガンテクノロジーズ事業(⁠2025年に買収したイギリスのオーガノックス)の4つです。

堀場製作所

堀場製作所(⁠HORIBA)は、エンジン排ガス測定装置、医用の血球計数装置、半導体製造用のマスフローコントローラーなどの分析・計測機器をつくる会社です。創業者の堀場雅夫が1945年に創設した「⁠堀場無線研究所」が前身で、1953年に分析計の専門メーカーとして設立されました。

売上高は約3,331億円です。事業は、エネルギー・環境(⁠エンジン排ガス測定装置、ドライブラインテストシステム、水質・大気の計測装置など)、バイオ・ヘルスケア(⁠血球計数装置、免疫測定装置など)、先端材料・半導体(⁠マスフローコントローラー、半導体異物検査装置など)の3つです。

歴史の違い

テルモ

  1. 1921〜1922年赤線検温器株式会社として設立され、体温計を発売します。
  2. 1963年プラスチック製の注射筒を発売します。
  3. 1999年アメリカの3M社から人工心肺事業を買収し、心臓血管の分野を広げます。
  4. 2006〜2011年アメリカのマイクロベンションと、血液関連のカリディアンBCT(⁠今のテルモBCT)を買収します。

堀場製作所

  1. 1945〜1953年堀場雅夫が堀場無線研究所を創設し、1953年に堀場製作所を設立します。
  2. 1965年自動車排ガス測定装置の販売を始めます。
  3. 1972〜1977年ドイツ、米国、英国に現地法人をつくります。
  4. 1996〜1997年フランスのABX社とインスツルメンツ社を買収します。

いま何に賭けているか

テルモ

2021年に策定した5カ年成長戦略「⁠GS26」で、ビジョンを「⁠デバイスからソリューションへ」と掲げています。生体内へのアクセス・デリバリー(⁠Delivery)、デジタル(⁠Digital)、機器と薬剤を組み合わせた「⁠Deviceuticals」の3つの「⁠D」に取り組んでいます。

堀場製作所

社是は「⁠おもしろおかしく」、ビジョンは「⁠Joy and Fun for All おもしろおかしくをあらゆる生命へ」です。中長期経営計画「⁠MLMAP2028」で、2028年に売上高4,500億円、営業利益800億円、ROE12%以上を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならテルモ、時間のゆとりを取るなら堀場製作所。

よくある質問

テルモと堀場製作所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はテルモが約657万円、堀場製作所が約621万円。テルモのほうが約36万円高い。
テルモと堀場製作所はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はテルモが20時間、堀場製作所が14.2時間。堀場製作所のほうが月5.8時間少ない。
テルモと堀場製作所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はテルモが62.3点、堀場製作所が71.1点で、堀場製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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