トップ › 機械製造業 › テルモ › 面接対策

テルモの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、テルモの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. テルモはどんな会社か

テルモは、体温計から始まった医療機器メーカーです。今はカテーテルなどの心臓血管の事業が最大で、メディカルケアソリューションズ、血液・細胞テクノロジーの事業も持っています。アメリカを中心とする買収で事業を広げてきました。

いまの状況:2021年に策定した5カ年成長戦略「⁠GS26」で、ビジョンを「⁠デバイスからソリューションへ」と掲げています。

転機:2006〜2011年 アメリカのマイクロベンションと、血液関連のカリディアンBCT(⁠今のテルモBCT)を買収します/2016〜2025年 アメリカのシークエントメディカル、ボルトンメディカル、アオルティカを買収し、2025年にイギリスのオーガノックスを買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.13兆円機械製造業の上場210社中6位。
売上に対する税引前利益の割合15.7%業界中央値9.6%より6.1ポイント高い。
売上の4年の伸び1.61倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)5,736人4年で1.07倍。
30歳換算年収約657万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業20時間業界中央値は16時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはテルモの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 心臓血管カンパニー(⁠社員約1.7万人)が最大の事業です。成長ドライバーは「⁠ラディアル・アプローチ(⁠TRI)」を支えるカテーテルなどで、会社は生体内へのアクセス・デリバリーの技術を「⁠最大の武器」と書いています。
  • 3M社の人工心肺事業(⁠1999年)、マイクロベンション(⁠2006年)、カリディアンBCT(⁠2011年)、ボルトンメディカル(⁠2017年)など、アメリカを中心に買収で事業を広げてきました。
  • 「⁠GS26」では、機器(⁠Device)と薬剤(⁠Pharmaceuticals)を組み合わせる「⁠Deviceuticals」を掲げています。2025年には、中国ウーシー・バイオロジクス社からドイツ・レバークーゼンの薬剤製品工場を買収しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

テルモ株式会社は、上場210社の中で売上6位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠GS26」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

テルモ住友重機械工業オリンパス荏原製作所
売上高1.13兆円1.07兆円1.01兆円9,583億円
利益率15.7%(⁠税引前)4.4%(⁠経常)9.3%(⁠税引前)11.6%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.61倍1.13倍1.35倍1.59倍
30歳換算年収657万円639万円740万円737万円
月の残業20時間18.5時間19.6時間23.7時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針(⁠注)本項目では、「⁠第4提出会社の状況 5従業員の状況等 人財戦略に関する基本方針等」の記載事項である、連結会社の経営方針・経営戦略等に関連付けて記載すべき連結会社の人財戦略の内容も含めて記載しております。医療を取り巻く環境が大きく変化する中、テルモグループが持続的な成長を実現するためには、事業戦略の実行を支える人財基盤の強化が不可欠であると認識しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・デジタル・イノベーション・挑戦

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠GS26」。事業の柱はオーガンテクノロジーズ事業。

5. 逆質問の例

  • 「⁠GS26」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い