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ナブテスコと日本製鋼所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、日本製鋼所が約590万円。日本製鋼所のほうが約46万円高い。
  • 月の平均残業はナブテスコが22.3時間、日本製鋼所が16時間。日本製鋼所のほうが月6.3時間少ない。
  • 売上高はナブテスコが3,079億円、日本製鋼所が2,749億円で、規模は近い。

数字で比べる

ナブテスコ日本製鋼所
働きやすさの点数53.1点(⁠B)57.4点(⁠B)
平均年収715万円(⁠42.6歳)714万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約544万円約590万円
月の平均残業22.3時間16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.2年9.9年
売上高3,079億円2,749億円
売上に対する利益の割合7.0%(⁠税引前利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.03倍1.29倍
従業員数(⁠単体)2,186人2,028人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはナブテスコが1.03倍、日本製鋼所が1.29倍で、勢いは日本製鋼所が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、日本製鋼所が57.4点で、日本製鋼所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ナブテスコ

ナブテスコは、産業用ロボットの部品、鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機部品、船舶用制御装置、建物用自動ドアなどをつくる会社です。2003年に帝人製機とナブコが経営統合してできました。

売上高は約3,079億円です。事業は、コンポーネントソリューション(⁠産業用ロボット部品)、トランスポートソリューション(⁠鉄道車両用ブレーキ・自動扉、航空機用部品、自動車用ブレーキ、舶用制御装置など)、アクセシビリティソリューション(⁠建物用自動扉、プラットホーム安全設備、福祉・介護用機器など)の3つです。

日本製鋼所

日本製鋼所は、樹脂製造・加工機械やプラスチック射出成形機などの産業機械と、鋳鍛鋼製品などの素形材・エンジニアリング事業を営む会社です。1907年に北海道炭礦汽船と英国のアームストロング・ウイットウォース社、ビッカース社の3社共同出資で、北海道室蘭に設立されました。

売上高は約2,749億円です。事業は、産業機械(⁠樹脂製造・加工機械、射出成形機など)、素形材・エンジニアリング、その他の3つです。

歴史の違い

ナブテスコ

  1. 1925年ナブコの前身、日本エヤーブレーキが神戸で設立され、鉄道車両用エアブレーキ装置をつくり始めます。
  2. 1944年帝人製機の前身、帝人航空工業が帝国人造絹絲から独立します。
  3. 1956年ナブコの前身が建物用自動ドアの製造・販売を始めます。
  4. 2003〜2004年帝人製機とナブコが株式移転でナブテスコを設立し、2004年に両社を吸収合併します。

日本製鋼所

  1. 1907年北海道炭礦汽船と英国の2社の共同出資で設立され、本店と工場を室蘭に置きます。
  2. 1919〜1920年北海道製鉄を合併し、広島製作所をつくります。
  3. 1950〜1951年新たに日本製鋼所を設立し、東京・大阪の証券取引所に上場します。
  4. 1978年米国に会社をつくります。

いま何に賭けているか

ナブテスコ

企業理念は「⁠独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供」です。長期ビジョンは「⁠未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」で、「⁠技術」「⁠グローバル化」「⁠社会貢献」に注力するとしています。

日本製鋼所

パーパスは「⁠『⁠Material Revolution®』の力で世界を持続可能で豊かにする。」です。マテリアリティとして「⁠プラスチック資源循環社会の実現」「⁠低炭素社会への貢献」「⁠超スマート社会への貢献」などを挙げています。社会課題を解決する産業機械と新素材の開発・実装を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日本製鋼所が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本製鋼所。

よくある質問

ナブテスコと日本製鋼所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はナブテスコが約544万円、日本製鋼所が約590万円。日本製鋼所のほうが約46万円高い。
ナブテスコと日本製鋼所はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はナブテスコが22.3時間、日本製鋼所が16時間。日本製鋼所のほうが月6.3時間少ない。
ナブテスコと日本製鋼所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はナブテスコが53.1点、日本製鋼所が57.4点で、日本製鋼所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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