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マキタと日本製鋼所の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。産業機械の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はマキタが約608万円、日本製鋼所が約590万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はマキタが7,776億円、日本製鋼所が2,749億円で、マキタが約2.8倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはマキタが1.05倍、日本製鋼所が1.29倍で、勢いは日本製鋼所が上。

数字で比べる

マキタ日本製鋼所
働きやすさの点数65.3点(⁠A)57.4点(⁠B)
平均年収753万円(⁠39.8歳)714万円(⁠38.8歳)
30歳換算年収約608万円約590万円
月の平均残業未公表16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.5年9.9年
売上高7,776億円2,749億円
売上に対する利益の割合13.9%(⁠税引前利益)9.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.05倍1.29倍
従業員数(⁠単体)3,435人2,028人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はマキタが65.3点、日本製鋼所が57.4点で、マキタが上回る。

何で稼いでいるかの違い

マキタ

マキタは、電動工具、園芸用機器、エア工具などをつくる会社です。とくに充電式の製品を中心にしています。1915年に名古屋で牧田電機製作所として創業し、1958年に国産第一号の携帯用電気カンナを発売しました。

売上高は約7,776億円です。事業は電動工具などの単一事業です。生産は日本、中国、ブラジル、米国、英国、ルーマニア、ドイツ、タイなどで行っています。

日本製鋼所

日本製鋼所は、樹脂製造・加工機械やプラスチック射出成形機などの産業機械と、鋳鍛鋼製品などの素形材・エンジニアリング事業を営む会社です。1907年に北海道炭礦汽船と英国のアームストロング・ウイットウォース社、ビッカース社の3社共同出資で、北海道室蘭に設立されました。

売上高は約2,749億円です。事業は、産業機械(⁠樹脂製造・加工機械、射出成形機など)、素形材・エンジニアリング、その他の3つです。

歴史の違い

マキタ

  1. 1915年名古屋で牧田電機製作所を創業し、電灯器具、モーター、変圧器の販売修理を始めます。
  2. 1945年愛知県安城市の今の本社の場所に工場を移します。
  3. 1958年国産第一号の携帯用電気カンナを発売します。
  4. 1970〜1977年米国、フランス、英国、オーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツなどに販売会社をつくります。

日本製鋼所

  1. 1907年北海道炭礦汽船と英国の2社の共同出資で設立され、本店と工場を室蘭に置きます。
  2. 1919〜1920年北海道製鉄を合併し、広島製作所をつくります。
  3. 1950〜1951年新たに日本製鋼所を設立し、東京・大阪の証券取引所に上場します。
  4. 1978年米国に会社をつくります。

いま何に賭けているか

マキタ

「⁠充電製品の総合サプライヤー」への進化を目指し、ハイパワー・高耐久の40Vmaxシリーズを広げて、これまで充電製品では難しかった高負荷の作業まで対応範囲を広げるとしています。2030年度に営業利益率15%以上、ROE11%以上を目指しています。「⁠現場の人手不足」や「⁠脱炭素社会の実現」への解決策を提供する「⁠Solution Company」を中長期に目指しています。

日本製鋼所

パーパスは「⁠『⁠Material Revolution®』の力で世界を持続可能で豊かにする。」です。マテリアリティとして「⁠プラスチック資源循環社会の実現」「⁠低炭素社会への貢献」「⁠超スマート社会への貢献」などを挙げています。社会課題を解決する産業機械と新素材の開発・実装を進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本製鋼所。

よくある質問

マキタと日本製鋼所はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はマキタが約608万円、日本製鋼所が約590万円。ほぼ同じ水準。
マキタと日本製鋼所はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はマキタが65.3点、日本製鋼所が57.4点で、マキタが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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