トップ › 会社比較 › 専門商社 › スズケンと加賀電子

スズケンと加賀電子の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はスズケンが約511万円、加賀電子が約623万円。加賀電子のほうが約112万円高い。
  • 売上高はスズケンが2.49兆円、加賀電子が6,589億円で、スズケンが約3.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はスズケンが1.6%、加賀電子が4.5%で、加賀電子のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

スズケン加賀電子
働きやすさの点数66.6点(⁠A)57.3点(⁠B)
平均年収745万円(⁠47.3歳)820万円(⁠42.6歳)
30歳換算年収約511万円約623万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数22.1年13.9年
売上高2.49兆円6,589億円
売上に対する利益の割合1.6%(⁠経常利益)4.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.11倍1.33倍
従業員数(⁠単体)2,991人583人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはスズケンが1.11倍、加賀電子が1.33倍で、勢いは加賀電子が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はスズケンが66.6点、加賀電子が57.3点で、スズケンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

スズケン

スズケンは、名古屋に本社を置く大手医薬品卸です。製薬会社がつくった薬を仕入れ、全国の病院・診療所・調剤薬局に届けるのが本業です。ほかに医薬品の製造、調剤薬局、介護サービスなども手がけています。

売上高は約2.5兆円で、卸売業で国内14位です。事業は、医薬品卸売、ヘルスケア製品開発(⁠医薬品・医療機器の製造)、地域医療介護支援(⁠調剤薬局・介護)、スペシャリティ医薬品流通受託、医療関連サービス(⁠製薬会社の物流受託など)に分かれています。

加賀電子

加賀電子は、半導体や電子部品の販売と、電子機器の受託生産(⁠EMS)を中心とする独立系のエレクトロニクス商社です。パソコンなどの情報機器の販売、CG映像制作、アミューズメント機器なども手がけています。1968年に東京・外神田で設立されました。

売上高は約6,589億円です。事業は、電子部品(⁠半導体、一般電子部品、EMS)、情報機器(⁠パソコン、家電など)、ソフトウェア(⁠CG映像制作など)、その他です。

歴史の違い

スズケン

  1. 1932年鈴木謙三が、医薬品を中心とした卸売の個人商店「⁠鈴木謙三商店」を創業します。
  2. 1946〜1964年株式会社にして本社を名古屋に移し、1964年に社名をスズケンに変えます。
  3. 1990年医薬品メーカーの三和化学研究所を傘下に入れ、薬をつくる事業も始めます。
  4. 1994〜2006年全国の医薬品卸と次々に合併・統合し、全国に届ける体制を整えます。

加賀電子

  1. 1968年東京・外神田で電子機器・電子部品の販売を目的に設立されます。
  2. 1986〜1997年東京証券取引所市場第二部に上場し、市場第一部に移ります。
  3. 1992〜2002年香港、シンガポール、台湾、中国、タイに会社をつくります。
  4. 2008〜2013年エー・ディ・エムを子会社にし、加賀デバイスと合併させます。

いま何に賭けているか

スズケン

2027年3月期からの中期経営計画で、「⁠第3の創業」として、既存の「⁠卸」の概念を超えた“次世代卸”への進化を掲げています。各事業の機能や協業企業のサービスを組み合わせる「⁠機能総体」の発想で、社会課題の解決と社会コストの低減に貢献する「⁠健康創造事業体」を目指し、5年後に連結売上高3兆円以上を目標にしています。

加賀電子

経営理念は「⁠すべてはお客様のために」、ビジョンは「⁠我が国業界No.1企業を目指す」「⁠グローバル競争に勝ち残る企業を目指す」です。「⁠中期経営計画 2027」で、2027年度に売上高8,000億円以上、営業利益360億円以上を目標にし、創業60周年の2028年度に「⁠売上高1兆円企業」を見据えています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい加賀電子。

よくある質問

スズケンと加賀電子はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はスズケンが約511万円、加賀電子が約623万円。加賀電子のほうが約112万円高い。
スズケンと加賀電子はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はスズケンが66.6点、加賀電子が57.3点で、スズケンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく