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川崎重工業とダイフクの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は川崎重工業が約705万円、ダイフクが約713万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は川崎重工業が22.8時間、ダイフクが19.9時間。ダイフクのほうが月2.9時間少ない。
  • 当サイトの働きやすさの点数は川崎重工業が68.2点、ダイフクが66.3点で、ほぼ同じ。

数字で比べる

川崎重工業ダイフク
働きやすさの点数68.2点(⁠A+)66.3点(⁠A)
平均年収910万円(⁠41.7歳)918万円(⁠41.6歳)
30歳換算年収約705万円約713万円
月の平均残業22.8時間19.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.5年14.2年
売上高—6,607億円
売上に対する利益の割合—15.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.29倍
従業員数(⁠単体)15,361人3,858人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

川崎重工業

川崎重工業は、航空機・航空エンジン、鉄道車両、エネルギー機器・船舶、油圧機器・産業用ロボット、そしてバイク(⁠カワサキ)と「⁠ジェットスキー」までつくる総合重工業メーカーです。1878年に川崎正蔵が築地で開いた造船所から始まりました。

事業は、航空宇宙システム、車両(⁠鉄道車両)、エネルギーソリューション&マリン(⁠エネルギー機器、水素関連設備、船舶など)、精密機械・ロボット(⁠油圧機器、産業用ロボット)、パワースポーツ&エンジン(⁠二輪車、オフロード四輪車、ジェットスキー、汎用エンジン)です。

ダイフク

ダイフクは、工場や倉庫で物を運び・保管する「⁠マテリアルハンドリング」システムのメーカーです。マテリアルハンドリングシステム・機器と洗車機を手がけ、半導体メーカー向けのクリーンルーム内搬送システムも韓国・中国の子会社でつくっています。米国には自動車向け(⁠Daifuku Automotive America)、空港向け(⁠Daifuku Airport America)の会社もあります。

売上高は約6,607億円です。本体のダイフクのほか、北米のDaifuku North Americaグループ、韓国のClean Factomation、中国の大福自動搬送設備(⁠蘇州)が半導体メーカー向けのクリーンルーム内搬送システムを手がけています。

歴史の違い

川崎重工業

  1. 1878〜1896年川崎正蔵が東京・築地で川崎築地造船所を創業し、兵庫に造船所を開いて、1896年に株式会社川崎造船所を設立します。
  2. 1919〜1950年川崎汽船(⁠1919年)、川崎車輌(⁠1928年)、川崎航空機工業(⁠1937年)、川崎製鐵(⁠1950年)を次々に分離します。
  3. 1966〜1969年アメリカにバイクの販売会社をつくり、1969年に川崎航空機工業と川崎車輌を合併します。
  4. 2015年建設機械事業の子会社KCMを日立建機に譲渡します。

ダイフク

  1. 1937年坂口機械製作所として設立されます。
  2. 1975年滋賀県日野町に工場(⁠今の滋賀事業所)を新設します。
  3. 1983〜1995年米国、カナダ、シンガポール、タイ、台湾、韓国などに会社をつくります。
  4. 2007年米国のJervis B. Webb Company(⁠今のDaifuku Airport America)を子会社にします。

いま何に賭けているか

川崎重工業

グループミッションは「⁠世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」、指針は「⁠質主量従」「⁠リスクマネジメント」です。「⁠グループビジョン2030」で、「⁠安全安心リモート社会」「⁠近未来モビリティ」「⁠エネルギー・環境ソリューション」の3つのフィールドに注力し、液化水素の基地建設や液化水素運搬船の建造などを進めています。

ダイフク

長期ビジョン「⁠Driving Innovative Impact 2030」で、2030年に連結売上高1兆円、営業利益率12.5%、ROE13.0%を目指しています。2027年12月期の目標は売上高8,000億円です。社是は「⁠日新(⁠ひにあらた)」、経営理念は「⁠モノを動かし、心を動かす。」です。

よくある質問

川崎重工業とダイフクはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は川崎重工業が約705万円、ダイフクが約713万円。ほぼ同じ水準。
川崎重工業とダイフクはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は川崎重工業が22.8時間、ダイフクが19.9時間。ダイフクのほうが月2.9時間少ない。
川崎重工業とダイフクはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は川崎重工業が68.2点、ダイフクが66.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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