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堀場製作所とニプロの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。医療機器・精密の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は堀場製作所が約621万円、ニプロが約538万円。堀場製作所のほうが約83万円高い。
  • 月の平均残業は堀場製作所が14.2時間、ニプロが15.5時間。大きな差はない。
  • 売上高は堀場製作所が3,331億円、ニプロが6,605億円で、ニプロが約2.0倍の規模。

数字で比べる

堀場製作所ニプロ
働きやすさの点数71.1点(⁠S-)56.7点(⁠B)
平均年収821万円(⁠42.8歳)681万円(⁠40.8歳)
30歳換算年収約621万円約538万円
月の平均残業14.2時間15.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.4年12.6年
売上高3,331億円6,605億円
売上に対する利益の割合16.3%(⁠経常利益)3.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.48倍1.33倍
従業員数(⁠単体)1,573人4,714人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は堀場製作所が16.3%、ニプロが3.0%で、堀場製作所のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは堀場製作所が1.48倍、ニプロが1.33倍で、勢いは堀場製作所が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は堀場製作所が71.1点、ニプロが56.7点で、堀場製作所が上回る。

何で稼いでいるかの違い

堀場製作所

堀場製作所(⁠HORIBA)は、エンジン排ガス測定装置、医用の血球計数装置、半導体製造用のマスフローコントローラーなどの分析・計測機器をつくる会社です。創業者の堀場雅夫が1945年に創設した「⁠堀場無線研究所」が前身で、1953年に分析計の専門メーカーとして設立されました。

売上高は約3,331億円です。事業は、エネルギー・環境(⁠エンジン排ガス測定装置、ドライブラインテストシステム、水質・大気の計測装置など)、バイオ・ヘルスケア(⁠血球計数装置、免疫測定装置など)、先端材料・半導体(⁠マスフローコントローラー、半導体異物検査装置など)の3つです。

ニプロ

ニプロは、輸液セットなどの医療機器、医薬品、医療用ガラスなどのファーマパッケージングを手がける会社です。1954年に京都でアンプル用ガラス管などを売る日本硝子商事として設立されました。

売上高は約6,605億円です。事業は、医療関連、医薬関連、ファーマパッケージングの3つです。

歴史の違い

堀場製作所

  1. 1945〜1953年堀場雅夫が堀場無線研究所を創設し、1953年に堀場製作所を設立します。
  2. 1965年自動車排ガス測定装置の販売を始めます。
  3. 1972〜1977年ドイツ、米国、英国に現地法人をつくります。
  4. 1996〜1997年フランスのABX社とインスツルメンツ社を買収します。

ニプロ

  1. 1954年京都で日本硝子商事を設立し、アンプル用ガラス管などの販売を始めます。
  2. 1965〜1969年医療機器(⁠輸液セット)の販売を始め、医療機器の生産に進出します。
  3. 1977〜1988年社名をニッショーに変え、タイに医療機器の会社をつくり、医薬品分野に進出します。
  4. 2001年ニプロを吸収合併し、社名をニプロに変えます。

いま何に賭けているか

堀場製作所

社是は「⁠おもしろおかしく」、ビジョンは「⁠Joy and Fun for All おもしろおかしくをあらゆる生命へ」です。中長期経営計画「⁠MLMAP2028」で、2028年に売上高4,500億円、営業利益800億円、ROE12%以上を目指しています。

ニプロ

社是は「⁠意欲」です。「⁠和ごころをもった真のグローバル総合医療メーカー」を目指し、「⁠ユーザー目線」「⁠三方よし」「⁠地産地消」の考え方で事業を展開するとしています。2027年度までの中期経営計画で、売上高成長率年6%以上、営業利益率7%以上、ROE10%以上を目指し、「⁠利益重視経営」を進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い堀場製作所のほうが景気の波に強い。

よくある質問

堀場製作所とニプロはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は堀場製作所が約621万円、ニプロが約538万円。堀場製作所のほうが約83万円高い。
堀場製作所とニプロはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は堀場製作所が14.2時間、ニプロが15.5時間。大きな差はない。
堀場製作所とニプロはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は堀場製作所が71.1点、ニプロが56.7点で、堀場製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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