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レンゴーと北越コーポレーションの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製紙の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はレンゴーが約629万円、北越コーポレーションが約457万円。レンゴーのほうが約172万円高い。
  • 売上高はレンゴーが1.01兆円、北越コーポレーションが2,877億円で、レンゴーが約3.5倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はレンゴーが3.7%、北越コーポレーションが3.9%で、差は小さい。

数字で比べる

レンゴー北越コーポレーション
働きやすさの点数69.3点(⁠A+)62.1点(⁠A-)
平均年収818万円(⁠42.1歳)633万円(⁠45歳)
30歳換算年収約629万円約457万円
月の平均残業15.4時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数25年22年
売上高1.01兆円2,877億円
売上に対する利益の割合3.7%(⁠経常利益)3.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.35倍1.10倍
従業員数(⁠単体)4,426人1,479人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはレンゴーが1.35倍、北越コーポレーションが1.10倍で、勢いはレンゴーが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はレンゴーが69.3点、北越コーポレーションが62.1点で、レンゴーが上回る。

何で稼いでいるかの違い

レンゴー

レンゴーは、段ボールと、その原料になる板紙をつくる会社です。紙器、軟包装、重包装、海外事業も持っています。1909年に井上貞治郎が日本で初めて段ボール事業を始めたのが起源です。

売上高は約1.01兆円です。事業は、板紙・紙加工(⁠板紙、段ボール、クラフトパルプ)、軟包装(⁠朋和産業、アールエム東セロなど)、重包装(⁠日本マタイ)、海外、その他の5つです。缶ビールの6缶パックなどに使うマルチパックもつくっています。

北越コーポレーション

北越コーポレーション(⁠旧北越製紙)は、洋紙、板紙、パルプなどをつくる製紙会社です。紙器・液体容器などのパッケージング・紙加工も手がけています。1907年に新潟県長岡市で北越製紙として創業しました。

売上高は約2,877億円です。事業は、紙パルプ事業、パッケージング・紙加工事業(⁠紙器・液体容器、紙加工品)、その他(⁠木材、建設、運送・倉庫など)です。

歴史の違い

レンゴー

  1. 1909年井上貞治郎が三盛舎の名前で日本で初めて段ボール事業を始めます。
  2. 1920年聯合紙器株式会社を設立します。
  3. 1936年淀川工場で原紙から段ボールまでの一貫生産を始めます。
  4. 1972年社名をレンゴーに変えます。

北越コーポレーション

  1. 1907〜1908年長岡市で北越製紙を創業し、板紙の製造を始めます。
  2. 1968年新潟工場で、わが国初の表裏のない板紙の生産を始めます。
  3. 2009〜2011年紀州製紙を完全子会社にして社名を北越紀州製紙に変え、2011年に吸収合併します。
  4. 2012〜2015年Bernard Dumas、Alpac Forest Products などを完全子会社にします。

いま何に賭けているか

レンゴー

「⁠製紙」「⁠段ボール」「⁠紙器」「⁠軟包装」「⁠重包装」「⁠海外」の6つのコア事業で、包装全般にわたるソリューションを提供する「⁠ゼネラル・パッケージング・インダストリー(⁠GPI)」を目指しています。海外事業を今後の成長分野とし、2022年にはドイツにレンゴー・ヨーロッパ社を設立しました。

北越コーポレーション

長期経営ビジョン「⁠Vision 2030」の最終ステップとして、2026年4月から「⁠中期経営計画 2030」を始めました。事業ポートフォリオシフトの加速などを基本方針とし、洋紙輸出営業本部と新規事業開発室を設けています。環境面では、2050年までにCO2排出実質ゼロに挑戦するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいレンゴー。

よくある質問

レンゴーと北越コーポレーションはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はレンゴーが約629万円、北越コーポレーションが約457万円。レンゴーのほうが約172万円高い。
レンゴーと北越コーポレーションはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はレンゴーが69.3点、北越コーポレーションが62.1点で、レンゴーが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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