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ライオンとポーラ・オルビスホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はライオンが約524万円、ポーラ・オルビスホールディングスが約576万円。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが約52万円高い。
  • 月の平均残業はライオンが12.7時間、ポーラ・オルビスホールディングスが9.4時間。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが月3.3時間少ない。
  • 売上高はライオンが4,221億円、ポーラ・オルビスホールディングスが1,703億円で、ライオンが約2.5倍の規模。

数字で比べる

ライオンポーラ・オルビスホールディングス
働きやすさの点数56.4点(⁠B)42.8点(⁠C)
平均年収711万円(⁠44歳)766万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約524万円約576万円
月の平均残業12.7時間9.4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.9年5年
売上高4,221億円1,703億円
売上に対する利益の割合9.3%(⁠税引前利益)10.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.15倍0.95倍
従業員数(⁠単体)3,059人278人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはライオンが1.15倍、ポーラ・オルビスホールディングスが0.95倍で、勢いはライオンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はライオンが56.4点、ポーラ・オルビスホールディングスが42.8点で、ライオンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ライオン

ライオンは、歯みがきや洗剤などの生活用品、解熱鎮痛薬などの一般用医薬品、化学品をつくる会社です。1891年創業の小林富次郎商店を起源とする「⁠ライオン歯磨」と「⁠ライオン油脂」が1980年に合併してできました。アジアでも生活用品を製造・販売しています。

売上高は約4,221億円です。事業は、一般用消費財(⁠歯科材料、ペットフード・ペット用品なども含む)、産業用品(⁠化学品、業務用洗浄剤など)、海外の3つです。

ポーラ・オルビスホールディングス

ポーラ・オルビスホールディングスは、カウンセリング販売が特徴の「⁠POLA」と、通信販売から始まった「⁠ORBIS」を中心に、複数の化粧品ブランドを持つ持株会社です。1929年に静岡で訪問販売から創業しました。

売上高は約1,703億円です。事業はビューティケア事業(⁠化粧品・食品の研究開発・製造・販売)が中心で、POLA、ORBIS、DECENCIA、Jurlique、FUJIMIなどのブランドを持つ「⁠マルチブランド戦略」をとっています。

歴史の違い

ライオン

  1. 1891〜1896年初代小林富次郎が石鹸・燐寸の原料と石鹸の製造販売を始め、1896年に「⁠獅子印ライオン歯磨」を売り出します。
  2. 1967年タイで合弁会社(⁠今のLion Corporation (⁠Thailand))を設立します。
  3. 1980年ライオン歯磨とライオン油脂が対等合併し、ライオン株式会社が発足します。
  4. 1993年アンネ株式会社を吸収合併します。

ポーラ・オルビスホールディングス

  1. 1929年鈴木忍が静岡市で個人事業として創業し、訪問販売を始めます。
  2. 1984〜1988年オルビスを設立し、通信販売事業を全国に広げます。
  3. 1998年ポーラ化成工業が美白用医薬部外品成分「⁠ルシノール」を開発します。
  4. 2006〜2010年持株会社のポーラ・オルビスホールディングスを設立し、2010年に東京証券取引所に上場します。

いま何に賭けているか

ライオン

パーパス「⁠より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(⁠ReDesign)」と、経営ビジョン「⁠次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げています。2025年度から「⁠収益力の強靭化」をテーマにした中期経営計画「⁠Vision2030 2nd STAGE」を進め、最重点分野の「⁠オーラルヘルスケア」では、口腔衛生に加えて噛む力・飲み込む力・会話を楽しむ力へと領域を広げるとしています。

ポーラ・オルビスホールディングス

創業100周年の2029年を見据え、Mission「⁠感受性のスイッチを全開にする」を掲げています。今の中期経営計画(⁠2024年〜)を「⁠再挑戦と成長基盤確立の3年間」と位置づけ、2026年に連結売上高2,000億円、営業利益率12〜13%、海外売上高比率20%を目標にしています。POLAブランドでは、サロンチャネル(⁠従来の委託販売チャネル)の事業基盤を再構築するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でポーラ・オルビスホールディングスが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいライオン。

よくある質問

ライオンとポーラ・オルビスホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はライオンが約524万円、ポーラ・オルビスホールディングスが約576万円。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが約52万円高い。
ライオンとポーラ・オルビスホールディングスはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はライオンが12.7時間、ポーラ・オルビスホールディングスが9.4時間。ポーラ・オルビスホールディングスのほうが月3.3時間少ない。
ライオンとポーラ・オルビスホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はライオンが56.4点、ポーラ・オルビスホールディングスが42.8点で、ライオンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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