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セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約435万円高い。
  • 売上高はセブン&アイ・ホールディングスが10.43兆円、ファーストリテイリングが3.40兆円で、セブン&アイ・ホールディングスが約3.1倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはセブン&アイ・ホールディングスが1.19倍、ファーストリテイリングが1.59倍で、勢いはファーストリテイリングが上。

数字で比べる

セブン&アイ・ホールディングスファーストリテイリング
働きやすさの点数62.8点(⁠A-)68.5点(⁠A+)
平均年収855万円(⁠45.1歳)1,251万円(⁠38歳)
30歳換算年収約616万円約1,051万円
月の平均残業16.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.9年5年
売上高10.43兆円3.40兆円
売上に対する利益の割合3.6%(⁠経常利益)19.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.59倍
従業員数(⁠単体)866人1,572人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。

何で稼いでいるかの違い

セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニの「⁠セブン‐イレブン」を日本と世界で展開する会社です。かつてはイトーヨーカ堂やそごう・西武も持つ流通グループでしたが、2025年からコンビニ事業に特化した会社に生まれ変わりました。

売上高は約10.4兆円で、卸売・小売業で国内6位です。いまの事業の中心は、国内のセブン‐イレブンと、北米を中心とする海外のセブン‐イレブン(⁠7-Eleven, Inc.)の二つです。

ファーストリテイリング

ファーストリテイリングは、ユニクロとジーユー(⁠GU)を展開する、世界有数のアパレル企業です。山口県宇部市の紳士服店から始まり、今は海外のユニクロ事業が最大の柱で、世界中に店を広げています。

売上高は約3.4兆円です。事業は、国内ユニクロ、海外ユニクロ、ジーユー、グローバルブランド(⁠セオリーなど)に分かれています。社員約6万人のうち約3.6万人が海外ユニクロ事業にいて、海外が最大の稼ぎ頭です。

歴史の違い

セブン&アイ・ホールディングス

  1. 2005年セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンが共同で持株会社をつくり、セブン&アイ・ホールディングスが生まれます。
  2. 2006年そごう・西武の親会社(⁠ミレニアムリテイリング)を傘下に入れ、百貨店まで持つ巨大な流通グループになります。
  3. 2008〜2011年セブン銀行を上場させるなど、金融事業を広げます。
  4. 2021年北米のガソリンスタンド併設コンビニ、Speedwayを買収し、海外事業を大きくします。

ファーストリテイリング

  1. 1949年山口県宇部市に「⁠メンズショップ小郡商事」が開業します。
  2. 1984年広島市にカジュアルウエアの店「⁠ユニクロ袋町店」を出し、カジュアルウエアの小売に進出します。
  3. 1991〜1998年社名をファーストリテイリングに変え、全店をユニクロに統一。
  4. 2001〜2006年イギリス、中国、アメリカ、フランスへ進出。

いま何に賭けているか

セブン&アイ・ホールディングス

2025年8月に「⁠7-Elevenの変革」と題した計画(⁠変革プラン)を発表しました。会社は、近年「⁠イノベーションの鈍化と事業の推進力低下」があったと認め、一つの7-Elevenブランドとして世界で一貫した成長戦略を進めるとしています。

ファーストリテイリング

「⁠服を変え、常識を変え、世界を変えていく」を企業理念に、事業規模だけでなく企業風土を含めた質の面でも「⁠グローバルNo.1」を目指しています。中間目標として2028年8月期に売上収益5兆円を掲げ、欧米やアジアでの市場シェア拡大に力を入れています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいファーストリテイリング。

よくある質問

セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、ファーストリテイリングが約1,051万円。ファーストリテイリングのほうが約435万円高い。
セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、ファーストリテイリングが68.5点で、ファーストリテイリングが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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