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セブン&アイ・ホールディングスと平和堂の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、平和堂が約455万円。セブン&アイ・ホールディングスのほうが約161万円高い。
  • 月の平均残業はセブン&アイ・ホールディングスが16.7時間、平和堂が15.5時間。大きな差はない。
  • 売上高はセブン&アイ・ホールディングスが10.43兆円、平和堂が4,560億円で、セブン&アイ・ホールディングスが約22.9倍の規模。

数字で比べる

セブン&アイ・ホールディングス平和堂
働きやすさの点数62.8点(⁠A-)57.7点(⁠B)
平均年収855万円(⁠45.1歳)604万円(⁠43歳)
30歳換算年収約616万円約455万円
月の平均残業16.7時間15.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.9年18.2年
売上高10.43兆円4,560億円
売上に対する利益の割合3.6%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.04倍
従業員数(⁠単体)866人3,611人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はセブン&アイ・ホールディングスが3.6%、平和堂が3.2%で、差は小さい。
  • 売上の4年の伸びはセブン&アイ・ホールディングスが1.19倍、平和堂が1.04倍で、勢いはセブン&アイ・ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、平和堂が57.7点で、セブン&アイ・ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニの「⁠セブン‐イレブン」を日本と世界で展開する会社です。かつてはイトーヨーカ堂やそごう・西武も持つ流通グループでしたが、2025年からコンビニ事業に特化した会社に生まれ変わりました。

売上高は約10.4兆円で、卸売・小売業で国内6位です。いまの事業の中心は、国内のセブン‐イレブンと、北米を中心とする海外のセブン‐イレブン(⁠7-Eleven, Inc.)の二つです。

平和堂

平和堂は、滋賀県彦根市に本部を置き、総合スーパーやスーパー「⁠フレンドマート」など170店舗を展開する会社です。中国・湖南省では百貨店も運営しています。1953年に夏原平次郎が彦根市で靴や鞄を売る「⁠夏原商店」を創業したのが始まりです。

売上高は約4,560億円です。事業は、小売(⁠総合スーパー、中国の百貨店、書籍・フィットネス)、小売周辺(⁠惣菜・米飯の製造、ビル管理、商業施設の運営)、その他(⁠外食など)です。

歴史の違い

セブン&アイ・ホールディングス

  1. 2005年セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンが共同で持株会社をつくり、セブン&アイ・ホールディングスが生まれます。
  2. 2006年そごう・西武の親会社(⁠ミレニアムリテイリング)を傘下に入れ、百貨店まで持つ巨大な流通グループになります。
  3. 2008〜2011年セブン銀行を上場させるなど、金融事業を広げます。
  4. 2021年北米のガソリンスタンド併設コンビニ、Speedwayを買収し、海外事業を大きくします。

平和堂

  1. 1953〜1957年夏原平次郎が彦根市で夏原商店を創業し、株式会社平和堂を設立します。
  2. 1966年食料品の販売を始めます。
  3. 1990年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  4. 1995年中国湖南省長沙市に合弁会社を設立します。

いま何に賭けているか

セブン&アイ・ホールディングス

2025年8月に「⁠7-Elevenの変革」と題した計画(⁠変革プラン)を発表しました。会社は、近年「⁠イノベーションの鈍化と事業の推進力低下」があったと認め、一つの7-Elevenブランドとして世界で一貫した成長戦略を進めるとしています。

平和堂

経営理念は、平和堂グループ憲章「⁠全従業員の物心両面の幸福を追求すると共にお客様と地域社会に貢献し続ける企業となる」です。中長期ビジョンは「⁠地域密着ライフスタイル総合(⁠創造)企業」です。「⁠第五次中期経営計画」で、子育て世代のニーズへの対応と、ドミナント戦略による「⁠HOP経済圏」の拡大を進めています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいセブン&アイ・ホールディングス。

よくある質問

セブン&アイ・ホールディングスと平和堂はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、平和堂が約455万円。セブン&アイ・ホールディングスのほうが約161万円高い。
セブン&アイ・ホールディングスと平和堂はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はセブン&アイ・ホールディングスが16.7時間、平和堂が15.5時間。大きな差はない。
セブン&アイ・ホールディングスと平和堂はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、平和堂が57.7点で、セブン&アイ・ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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