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資生堂とロート製薬の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は資生堂が約578万円、ロート製薬が約653万円。ロート製薬のほうが約75万円高い。
  • 有給休暇の取得率は資生堂が84.5%、ロート製薬が80.5%。
  • 当サイトの働きやすさの点数は資生堂が61.6点、ロート製薬が69.6点で、ロート製薬が上回る。

数字で比べる

資生堂ロート製薬
働きやすさの点数61.6点(⁠A-)69.6点(⁠A+)
平均年収708万円(⁠39.3歳)850万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約578万円約653万円
月の平均残業未公表11.7時間
有給取得率84.5%80.5%
平均勤続年数14.5年14.5年
売上高—3,437億円
売上に対する利益の割合—14.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.72倍
従業員数(⁠単体)3,850人1,786人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

資生堂

資生堂は、1872年に東京・銀座の薬局として創業した、日本最大級の化粧品メーカーです。自社ブランドに加え「⁠NARS」「⁠ローラ メルシエ」などの買収したブランドを世界で展開し、中国や免税店(⁠トラベルリテール)での販売が大きな柱です。

お金の入り口は、世界中で化粧品を買うお客さんです。事業は地域ごとに、日本、中国・トラベルリテール(⁠空港の免税店など)、アジアパシフィック、米州、欧州に分かれています。

ロート製薬

ロート製薬は、目薬などのアイケア、メンソレータムなどのスキンケア、胃腸薬・漢方薬などの内服薬、医療用眼科薬などを手がける会社です。1899年に大阪で創業し、1988年に米国のメンソレータム社を買収しました。再生医療にも取り組んでいます。

売上高は約3,437億円です。事業は地域ごとに、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに分かれ、商品はアイケア、スキンケア、内服・食品、メディカル(⁠CDMO事業、医療用眼科薬など)などです。

歴史の違い

資生堂

  1. 1872年東京・銀座に「⁠資生堂薬局」として創業します。
  2. 1897年化粧水「⁠オイデルミン」を発売し、化粧品事業に進出します。
  3. 1957〜1990年代台湾、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、中国に会社をつくり、海外に広がっていきます。
  4. 2000〜2016年アメリカの「⁠ナーズ」「⁠ベアエッセンシャル」「⁠ローラ メルシエ」を買収し、海外の高級化粧品ブランドを増やします。

ロート製薬

  1. 1899年大阪で信天堂山田安民薬房を創業し、医薬品の製造販売を始めます。
  2. 1988年米国のメンソレータム社を買収し、経営権を取得します。
  3. 1996〜2010年インドネシア、ベトナム、中国などに会社をつくり、アジアに広がります。
  4. 2016年ロート幹細胞加工センターで「⁠特定細胞加工物製造許可」を取得します。

いま何に賭けているか

資生堂

「⁠2030 中期経営戦略」で、ブランド力の向上による成長加速、グローバルオペレーションの進化、サステナブルな価値創造の3つを柱にしています。企業使命は「⁠BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」です。

ロート製薬

パーパスは、商品やサービスで健康を届け、人や社会を「⁠Well-being」に導くことです。ビジョン「⁠Connect for Well-being & Longevity」を掲げ、日本で成功した事業モデルを一律に海外へ持ち出すのではなく、各地域の市場特性に根差した事業を各子会社の自主性を尊重して進めるとしています。

よくある質問

資生堂とロート製薬はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は資生堂が約578万円、ロート製薬が約653万円。ロート製薬のほうが約75万円高い。
資生堂とロート製薬はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は資生堂が61.6点、ロート製薬が69.6点で、ロート製薬が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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