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資生堂と小林製薬の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。日用品・化粧品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は資生堂が約578万円、小林製薬が約592万円。ほぼ同じ水準。
  • 当サイトの働きやすさの点数は資生堂が61.6点、小林製薬が59.6点で、資生堂が上回る。

数字で比べる

資生堂小林製薬
働きやすさの点数61.6点(⁠A-)59.6点(⁠B)
平均年収708万円(⁠39.3歳)755万円(⁠41.2歳)
30歳換算年収約578万円約592万円
月の平均残業未公表17.3時間
有給取得率84.5%未公表
平均勤続年数14.5年11.9年
売上高—1,657億円
売上に対する利益の割合—10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び—1.07倍
従業員数(⁠単体)3,850人1,737人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

資生堂

資生堂は、1872年に東京・銀座の薬局として創業した、日本最大級の化粧品メーカーです。自社ブランドに加え「⁠NARS」「⁠ローラ メルシエ」などの買収したブランドを世界で展開し、中国や免税店(⁠トラベルリテール)での販売が大きな柱です。

お金の入り口は、世界中で化粧品を買うお客さんです。事業は地域ごとに、日本、中国・トラベルリテール(⁠空港の免税店など)、アジアパシフィック、米州、欧州に分かれています。

小林製薬

小林製薬は、「⁠アンメルツ」「⁠アイボン」「⁠命の母」などの一般用医薬品、「⁠ブルーレット」「⁠サワデー」「⁠消臭元」などの芳香・消臭剤、「⁠熱さまシート」やカイロなどの日用品をつくる会社です。1886年に名古屋で創業しました。

売上高は約1,657億円です。事業は国内事業と国際事業に分かれ、商品はヘルスケア(⁠医薬品、口腔衛生品)と日用品(⁠芳香・消臭剤、雑貨品・食品)です。

歴史の違い

資生堂

  1. 1872年東京・銀座に「⁠資生堂薬局」として創業します。
  2. 1897年化粧水「⁠オイデルミン」を発売し、化粧品事業に進出します。
  3. 1957〜1990年代台湾、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、中国に会社をつくり、海外に広がっていきます。
  4. 2000〜2016年アメリカの「⁠ナーズ」「⁠ベアエッセンシャル」「⁠ローラ メルシエ」を買収し、海外の高級化粧品ブランドを増やします。

小林製薬

  1. 1886年小林忠兵衛が名古屋で雑貨・化粧品店の小林盛大堂を創業し、1888年に医薬品卸業に参入します。
  2. 1967〜1975年外用消炎鎮痛薬「⁠アンメルツ」、トイレ用芳香洗浄剤「⁠ブルーレット」、芳香剤「⁠サワデー」を発売します。
  3. 2001年桐灰化学を子会社にし、カイロ事業に参入します。
  4. 2008年卸事業のコバショウの株式を株式交換でメディセオ・パルタックの株式に替え、メーカー機能に集中します。

いま何に賭けているか

資生堂

「⁠2030 中期経営戦略」で、ブランド力の向上による成長加速、グローバルオペレーションの進化、サステナブルな価値創造の3つを柱にしています。企業使命は「⁠BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」です。

小林製薬

紅麹関連製品による健康被害について、補償と再発防止に取り組んでいます。2026年2月末時点で、補償の対象となった方は約510名、慰謝料等の支払いが完了した方は約290名です。2026年12月期からの新中期経営計画のテーマは「⁠将来の持続的成長を実現するために、未来につながる土台を築く」で、信頼の再構築と企業変革に全力を注ぐとしています。

よくある質問

資生堂と小林製薬はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は資生堂が約578万円、小林製薬が約592万円。ほぼ同じ水準。
資生堂と小林製薬はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は資生堂が61.6点、小林製薬が59.6点で、資生堂が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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