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東京電力ホールディングスと北海道電力の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電力の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東京電力ホールディングスが約636万円、北海道電力が約647万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は東京電力ホールディングスが24.2時間、北海道電力が28.1時間。東京電力ホールディングスのほうが月3.9時間少ない。
  • 売上高は東京電力ホールディングスが6.33兆円、北海道電力が8,560億円で、東京電力ホールディングスが約7.4倍の規模。

数字で比べる

東京電力ホールディングス北海道電力
働きやすさの点数67.5点(⁠A+)71.8点(⁠S-)
平均年収883万円(⁠45.1歳)828万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約636万円約647万円
月の平均残業24.2時間28.1時間
有給取得率75.6%未公表
平均勤続年数24.4年21.5年
売上高6.33兆円8,560億円
売上に対する利益の割合6.6%(⁠経常利益)7.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.29倍
従業員数(⁠単体)7,157人2,400人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は東京電力ホールディングスが6.6%、北海道電力が7.2%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東京電力ホールディングスが67.5点、北海道電力が71.8点で、北海道電力が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東京電力ホールディングス

東京電力ホールディングスは、東京電力グループの持株会社です。送配電の東京電力パワーグリッド、小売の東京電力エナジーパートナー、再生可能エネルギーの東京電力リニューアブルパワーなどを持ち、火力発電と燃料調達は関係会社のJERAが担っています。福島第一原子力発電所の廃炉と賠償に取り組んでいます。

売上高は約6.33兆円で、電気・ガス業で1位です。事業は、ホールディングス(⁠原子力発電など)、フュエル&パワー(⁠火力、JERA)、パワーグリッド(⁠送電・変電・配電)、エナジーパートナー(⁠小売)、リニューアブルパワーの5つです。

北海道電力

北海道電力(⁠ほくでん)は、北海道で電気をつくって売る電力会社です。送配電は子会社の北海道電力ネットワークが担っています。泊原子力発電所3号機の2027年のできるだけ早い再稼働を目指しています。

売上高は約8,560億円です。本体は発電・小売電気事業を、子会社の北海道電力ネットワークが一般送配電事業を営んでいます。

歴史の違い

東京電力ホールディングス

  1. 1951年関東配電と日本発送電から設備の出資・譲渡を受け、東京電力が設立されます。
  2. 1950〜1980年代不動産、設計、発電、システム、物流などの関連会社を次々に設立します。
  3. 2000年代前半LNG輸送船や豪州の資源開発の会社をつくり、ユーラスエナジーやパワードコムを子会社にします。
  4. その後福島第一原子力発電所の廃炉と賠償に取り組みながら持株会社制に移り、送配電・小売・再エネを事業会社に分け、火力・燃料事業はJERAが担う体制にします。

北海道電力

  1. 1951年電気事業再編成令にもとづき、日本発送電と北海道配電から出資・譲渡を受けて設立されます。
  2. 1953年東京証券取引所市場第一部に上場します。
  3. 2005年北海電気工事を公開買付けで子会社にします。
  4. 2020年一般送配電事業を北海道電力ネットワークに移します。

いま何に賭けているか

東京電力ホールディングス

第五次総合特別事業計画(⁠五次総特)に基づき、福島第一原子力発電所の廃炉、GX・DXによる電力需要の増加に対応した安定供給と事業成長、経営合理化や資産売却による財務状況の改善を進めています。賠償・廃炉のためにグループ全体で年間約5,000億円程度の資金を確保し、2028年度以降のフリーキャッシュフロー黒字を目標にしています。

北海道電力

2025年3月に策定した「⁠ほくでんグループ経営ビジョン2035」で、「⁠北海道の発展に向けたGX実現への挑戦」などを経営テーマにしています。会社は、北海道では次世代半導体工場やデータセンターの立地が進み、減少傾向だった電力需要が反転して中長期的に大きく増える見通しだとしています。

よくある質問

東京電力ホールディングスと北海道電力はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東京電力ホールディングスが約636万円、北海道電力が約647万円。ほぼ同じ水準。
東京電力ホールディングスと北海道電力はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は東京電力ホールディングスが24.2時間、北海道電力が28.1時間。東京電力ホールディングスのほうが月3.9時間少ない。
東京電力ホールディングスと北海道電力はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東京電力ホールディングスが67.5点、北海道電力が71.8点で、北海道電力が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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