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塩野義製薬の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、塩野義製薬の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 塩野義製薬はどんな会社か

塩野義製薬は、1878年創業の薬種問屋から始まった大阪の製薬会社です。医療用医薬品の研究開発・製造・販売に絞った単一事業の会社で、税引前利益率が約47.8%と非常に高いのが特徴です。最近は鳥居薬品やJTの医薬事業を取り込み、規模を広げています。

いまの状況:2030年のビジョンとして「⁠新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」を掲げ、医療用医薬品を提供する従来型の「⁠創薬型製薬企業」から、幅広いヘルスケアサービスを提供する「⁠HaaS(⁠Healthcare as a Service)企業」への変革を目指しています。

転機:2019〜2020年 製造をシオノギファーマに移し、エムスリーと合弁会社をつくり、中国に平安塩野義を設立します(⁠2025年に完全子会社化)/2025〜2026年 鳥居薬品を連結子会社にし、JTの医薬事業を承継します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,997億円化学工業の上場247社中24位。
売上に対する税引前利益の割合47.8%業界中央値7.4%より40.4ポイント高い。
売上の4年の伸び1.49倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)2,808人4年で1.12倍。
30歳換算年収約786万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業12.7時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは塩野義製薬の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 目指しているのは、従来型の「⁠創薬型製薬企業」から「⁠HaaS(⁠Healthcare as a Service)企業」への変革です。他社・他産業から選ばれる「⁠協創の核」として、ヘルスケアの新しいプラットフォームをつくるとしています。
  • 2025〜2026年に、鳥居薬品の連結子会社化、JTの医薬事業の承継、田辺ファーマからのエダラボン事業の承継、ViiV Healthcareへの追加出資と、大きな取引を続けています。
  • 基本方針(⁠SHIONOGI Group Heritage)は「⁠常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」です。医療用医薬品ビジネスの課題として、主力製品の特許切れを挙げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

塩野義製薬株式会社は、医療用医薬品の研究開発、仕入、製造、販売並びにこれらの付随業務を主力とする会社。上場247社の中で売上24位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

塩野義製薬協和キリン小野薬品工業UBE
売上高4,997億円4,968億円5,158億円4,623億円
利益率47.8%(⁠税引前)17.6%(⁠税引前)18.0%(⁠税引前)8.1%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.49倍1.41倍1.43倍0.71倍
30歳換算年収786万円754万円812万円579万円
月の残業12.7時間25.8時間21.9時間17時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

特に、SHIONOGIにおける各種職種に求められるスキルおよびスキルレベルを定義し、マネジャーによる従業員一人ひとりのアセスメントを通じて、従業員のスキルレベルの可視化を進めております。本アセスメント結果を踏まえ、SHIONOGI Group Visionの実現に向けて、不足する人材やスキルを補うための社内人材の育成支援および外部人材の採用を推進しております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・安全・変革・創造

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で残業が最も少ない。

5. 逆質問の例

  • 「⁠新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の合併について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。

同業他社との違い