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楽天グループの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、楽天グループの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 楽天グループはどんな会社か

楽天グループは、ネット通販の「⁠楽天市場」から始まり、クレジットカード、銀行、証券、保険、携帯電話まで手がける会社です。楽天ポイントでたくさんのサービスをつなぐ「⁠楽天経済圏」をつくっています。プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスも持っています。

いまの状況:インターネットサービス、フィンテック、モバイルの3つを軸にした「⁠グローバル イノベーション カンパニー」を掲げ、AIとデータを事業運営や価値創造に最大限活用するとしています。

転機:2019年 『⁠楽天モバイル』が自社の回線を使った携帯キャリアサービスを始めます/2021〜2025年 楽天グループに社名を変え、楽天銀行を上場。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.50兆円サービス業の上場511社中3位。
売上に対する税引前利益の割合-1.2%業界中央値7.3%より8.5ポイント低い。
売上の4年の伸び1.48倍業界中央値は1.35倍。
従業員数(⁠単体)9,989人4年で1.29倍。
30歳換算年収約747万円業界中央値は約490万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは楽天グループの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 直近は税引前で約296億円の赤字でした。2019年に自社回線で参入した楽天モバイルは、2025年12月に全契約回線数が1,000万を超えています。
  • 社員約2.9万人のうち、インターネットサービスが約9,800人、フィンテックが約6,200人、モバイルが約4,300人です。平均年齢は約36歳です。
  • 2023年に楽天銀行を上場させ、楽天証券(⁠2022年)と楽天カード(⁠2024年)ではみずほグループと資本業務提携を結びました。会社は、事業をまたいだ利用(⁠クロスユース率)を重要な指標にしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

楽天グループは、上場511社の中で売上3位の最大手クラス。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

楽天グループリクルートホールディング電通グループセコム
売上高2.50兆円3.70兆円1.44兆円1.26兆円
利益率-1.2%(⁠税引前)17.4%(⁠税引前)-20.2%(⁠営業)14.5%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.48倍1.29倍1.32倍1.20倍
30歳換算年収747万円931万円1,152万円491万円
月の残業未公表未公表未公表21.6時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

基本的な考え方「⁠グローバル イノベーション カンパニー」として、新しい業界や地域で事業を拡大していく中、事業目標の達成に必要となる優秀な人材を確保することは極めて重要な課題です。当社グループでは「⁠勝てる人材、勝てるチームを作る」という人事の基本目標を掲げ、「⁠採用」、「⁠育成」、「⁠定着」の3つの柱を軸とした強い組織基盤の構築を進めています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・イノベーション・デジタル・変革

会社自身が挙げているリスク

経営環境・戦略、経営体制、上場子会社との関係、事業戦略、事業の拡大・展開、事業運営全般。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
事業の柱はインターネットサービス。
当社の課題は
会社自身は「⁠経営環境・戦略」「⁠経営体制」「⁠上場子会社との関係」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠グローバル イノベーション カンパニー」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠経営環境・戦略」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い