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日清食品ホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日清食品ホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日清食品ホールディングスはどんな会社か

日清食品ホールディングスは、世界初のインスタントラーメン「⁠チキンラーメン」と、カップめん「⁠カップヌードル」を生んだ会社です。明星食品、菓子の日清シスコ・湖池屋、冷凍食品なども抱え、アメリカや中国でも即席めんを製造・販売しています。

いまの状況:「⁠中長期成長戦略2030」で、既存事業のキャッシュ創出力の強化、環境戦略「⁠EARTH FOOD CHALLENGE 2030」、新規事業の推進を掲げています。

転機:2008年 持株会社制に移り、日清食品ホールディングスになります/2017〜2020年 香港の子会社を上場させ、関西工場を稼働。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,881億円食品・飲料製造業の上場116社中11位。
売上に対する税引前利益の割合8.3%業界中央値4.7%より3.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.38倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)980人4年で1.32倍。
30歳換算年収約686万円業界中央値は約515万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日清食品ホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員約1.8万人のうち、米州に約5,500人、中国に約3,800人がいて、国内の日清食品(⁠約2,200人)より多くいます。香港の子会社は2017年に香港証券取引所に上場しました。
  • 新規事業の「⁠完全メシ」は、33種類の栄養素とおいしさのバランスを追求したブランドで、100億円ブランドに成長しました。2025年度からは米国・欧州で「⁠KANZEN MEAL」として本格展開しています。
  • 創業者が掲げた「⁠食足世平」「⁠食創為世」「⁠美健賢食」「⁠食為聖職」の4つの精神と、グループ理念「⁠EARTH FOOD CREATOR」を経営の土台にしています。各カテゴリーでNo.1ブランドを持つ「⁠ブランディングコーポレーション」を目指しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

日清食品ホールディングスは、上場116社の中で売上11位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠食足世平」「⁠食創為世」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日清食品ホールディングス不二製油キッコーマン日清製粉グループ本社
売上高7,881億円7,723億円7,455億円8,650億円
利益率8.3%(⁠税引前)3.5%(⁠経常)11.3%(⁠税引前)5.9%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.38倍1.78倍1.44倍1.27倍
30歳換算年収686万円656万円617万円692万円
月の残業未公表16.1時間13.5時間20.3時間

求める人物像

5) 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針 a. 人財に対する考え方「⁠企業在人・成業在天」 この言葉は、創業者の安藤百福が2007年に社員に向けて年頭のメッセージとして記したものであります。この言葉にも象徴されるように、かねてより当社グループは「⁠人財」を企業価値の源泉として捉えてまいりました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・創造・リーダーシップ・自律

会社自身が挙げているリスク

BCP、コンプライアンス、情報セキュリティ、レピュテーション、財務会計、SCM。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日清食品:2,237人(⁠15%)
  • 明星食品:614人(⁠4%)
  • 低温・飲料事業:953人(⁠6%)
  • 菓子事業:1,985人(⁠13%)
  • 米州地域:5,500人(⁠37%)
  • 中国地域:3,764人(⁠25%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠食足世平」「⁠食創為世」。
当社の課題は
会社自身は「⁠BCP」「⁠コンプライアンス」「⁠情報セキュリティ」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠中長期成長戦略2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠BCP」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い