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日清食品ホールディングスとキッコーマンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日清食品ホールディングスが約686万円、キッコーマンが約617万円。日清食品ホールディングスのほうが約69万円高い。
  • 売上高は日清食品ホールディングスが7,881億円、キッコーマンが7,455億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は日清食品ホールディングスが8.3%、キッコーマンが11.3%で、キッコーマンのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

日清食品ホールディングスキッコーマン
働きやすさの点数56.6点(⁠B)63.9点(⁠A-)
平均年収843万円(⁠39.5歳)821万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約686万円約617万円
月の平均残業未公表13.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数8.7年16.5年
売上高7,881億円7,455億円
売上に対する利益の割合8.3%(⁠税引前利益)11.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.38倍1.44倍
従業員数(⁠単体)980人672人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は日清食品ホールディングスが56.6点、キッコーマンが63.9点で、キッコーマンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

日清食品ホールディングス

日清食品ホールディングスは、世界初のインスタントラーメン「⁠チキンラーメン」と、カップめん「⁠カップヌードル」を生んだ会社です。明星食品、菓子の日清シスコ・湖池屋、冷凍食品なども抱え、アメリカや中国でも即席めんを製造・販売しています。

売上高は約7,900億円です。事業は、日清食品、明星食品、低温・飲料、菓子、米州、中国などに分かれています。社員約1.8万人のうち、米州が約5,500人、中国が約3,800人と、海外の比重が大きい会社です。

キッコーマン

キッコーマンは、しょうゆを中心に、つゆ・たれ、デルモンテのトマト製品、豆乳飲料、みりん・ワインなどをつくる食品会社です。1917年に野田醤油として設立され、海外でもしょうゆを製造・販売し、世界の食料品卸売も手がけています。

売上高は約7,455億円です。事業は、国内の食料品製造・販売(⁠しょうゆ、食品、飲料、酒類)、国内その他、海外の食料品製造・販売(⁠しょうゆなど)、海外の食料品卸売の4つです。

歴史の違い

日清食品ホールディングス

  1. 1958年瞬間油熱乾燥法による即席袋めん「⁠チキンラーメン」を開発し、社名を日清食品にします。
  2. 1970〜1971年アメリカに現地法人をつくり、1971年に「⁠カップヌードル」を発売します。
  3. 1990〜2006年ヨーク(⁠今の日清ヨーク)、シスコ(⁠今の日清シスコ)に資本参加し、2006年には明星食品をグループに入れます。
  4. 2008年持株会社制に移り、日清食品ホールディングスになります。

キッコーマン

  1. 1917年野田醤油株式会社が設立されます。
  2. 1957年米国に販売会社を設立します。
  3. 1962〜1969年マンズワインを設立し、米国のJAPAN FOOD CORPORATION(⁠今のJFCインターナショナル)に経営参加します。
  4. 1990年デルモンテ商標の日本・アジア太平洋地域(⁠フィリピンを除く)での永久専用使用権を取得します。

いま何に賭けているか

日清食品ホールディングス

「⁠中長期成長戦略2030」で、既存事業のキャッシュ創出力の強化、環境戦略「⁠EARTH FOOD CHALLENGE 2030」、新規事業の推進を掲げています。33種類の栄養素とおいしさを両立させた「⁠完全メシ」は100億円ブランドに育ち、2025年度から米国・欧州でも「⁠KANZEN MEAL」として展開しています。

キッコーマン

「⁠グローバルビジョン2030」で「⁠キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」ことを目指しています。2025〜2027年度の中期経営計画の目標は、売上成長率(⁠為替差除き)年平均5%以上、事業利益率10%以上、ROE12%以上です。北米では2026年秋から米国第3工場が出荷を始める予定です。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いキッコーマンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

日清食品ホールディングスとキッコーマンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日清食品ホールディングスが約686万円、キッコーマンが約617万円。日清食品ホールディングスのほうが約69万円高い。
日清食品ホールディングスとキッコーマンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日清食品ホールディングスが56.6点、キッコーマンが63.9点で、キッコーマンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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