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アサヒグループホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、アサヒグループホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. アサヒグループホールディングスはどんな会社か

アサヒグループホールディングスは、「⁠アサヒスーパードライ」で知られるビール会社を中心に、飲料(⁠三ツ矢サイダー、カルピス)、食品(⁠ベビーフード、サプリメント)まで手がける会社です。欧州やオーストラリアのビール会社も傘下に持つ、世界的な酒類メーカーです。

いまの状況:中長期経営方針で「⁠おいしさと楽しさで“変化するWell-being”に応え、持続可能な社会の実現に貢献する」ことを掲げています。

転機:2009年〜 オーストラリアの飲料事業を買収するなど、海外に広がります/2011年 純粋持株会社制に移行し、アサヒグループホールディングスに社名を変えます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.89兆円食品・飲料製造業の上場116社中3位。
売上に対する税引前利益の割合6.2%業界中央値4.7%より1.5ポイント高い。
売上の4年の伸び1.29倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)328人4年で0.98倍。
30歳換算年収約965万円業界中央値は約515万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはアサヒグループホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社員数は日本・東アジア(⁠約1.1万人)と欧州(⁠約1万人)がほぼ同じで、アジアパシフィック(⁠オーストラリアなど)に約6,000人います。欧州ではポーランド、ルーマニア、ハンガリーなどのビール会社を持っています。
  • 1949年に大日本麦酒が分割されて朝日麦酒が生まれ、アサヒビールと三ツ矢サイダーのブランドを引き継ぎました。ニッカウヰスキー(⁠1954年に資本参加)、カルピス、和光堂(⁠ベビーフード)もグループです。
  • 税引前利益率は約6.2%で、食品・飲料業界の中央値(⁠約4.7%)を上回ります。2026年6月にグループ理念を改訂し、事業・地域を横断した取り組みを強めるとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

アサヒグループホールディングスは、上場116社の中で売上3位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

アサヒグループホールディサントリーホールディングキリンホールディングス日本たばこ産業
売上高2.89兆円3.43兆円2.43兆円3.47兆円
利益率6.2%5.9%9.8%21.3%
4年の売上の伸び1.29倍1.34倍1.34倍1.49倍
30歳換算年収965万円—776万円790万円
月の残業未公表未公表未公表4.9時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

アサヒグループは、「⁠ありたい企業風土の醸成」、「⁠継続的な経営者人材の育成」及び「⁠必要となるケイパビリティ※1の獲得」の3つの取り組みを人材戦略として策定しています。この関連図を活用することで、アサヒグループの人的資本経営の全体像を見える化し、人材戦略の効果検証や優先度を明確にすることで、価値創造を最大化するための意思決定に役立ててまいります。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・デジタル・創造・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

個別戦略、中長期的に顕在化が懸念される、短中期的に顕在化が懸念される。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本・東アジア:11,367人(⁠41%)
  • 欧州:10,197人(⁠37%)
  • アジアパシフィック:6,046人(⁠22%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠個別戦略」「⁠中長期的に顕在化が懸念される」「⁠短中期的に顕在化が懸念される」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 2025年12月の子会社の取得について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠個別戦略」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い