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ダイセルの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ダイセルの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ダイセルはどんな会社か

ダイセルは、自動車エアバッグ用インフレータ、ポリアセタールなどのエンジニアリングプラスチック(⁠ポリプラスチックス)、酢酸セルロース・アセテート・トウ、光学異性体分離カラム、電子材料向け機能品などをつくる化学メーカーです。1919年に大日本セルロイドとして創立されました。

いまの状況:基本理念は「⁠価値共創によって人々を幸せにする会社 ~ Sustainable Value Together ~」です。

転機:1966〜1979年 社名をダイセルに変え、のちにダイセル化学工業に変えます/1988年 自動車エアバッグ用インフレータのダイセル・セイフティ・システムズを設立します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高5,796億円化学工業の上場247社中22位。
売上に対する経常利益の割合7.8%業界中央値7.4%並み。
売上の4年の伸び1.24倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)2,533人4年で0.99倍。
30歳換算年収約668万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業12.6時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはダイセルの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 今の富士フイルムは、1934年にダイセル(⁠当時の大日本セルロイド)の写真フィルム部から分かれた会社です。
  • 社員が最も多いのは、自動車エアバッグ用インフレータのセイフティ事業です。
  • サステナブル経営方針で「⁠多様な社員が全員、存在感と達成感を味わいながら成長する「⁠人間中心の経営」」を掲げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社ダイセルは、上場247社の中で売上22位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠ダイセルグループ行動指針」「⁠ダイセルグループ倫理規範」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ダイセル関西ペイント小野薬品工業塩野義製薬
売上高5,796億円5,898億円5,158億円4,997億円
利益率7.8%(⁠経常)9.3%(⁠経常)18.0%(⁠税引前)47.8%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.24倍1.41倍1.43倍1.49倍
30歳換算年収668万円676万円812万円786万円
月の残業12.6時間12.9時間21.9時間12.7時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・共創・安全・現場・創造

会社自身が挙げているリスク

サステナビリティ全般3、為替変動、主要原料、その他原燃料価格の変動、人財確保、原材料等の調達。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • メディカル・ヘルスケア事業:320人(⁠4%)
  • スマート事業:281人(⁠3%)
  • セイフティ事業:4,483人(⁠52%)
  • マテリアル事業:620人(⁠7%)
  • エンジニアリングプラスチック事業:2,911人(⁠34%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠ダイセルグループ行動指針」「⁠ダイセルグループ倫理規範」。
当社の課題は
会社自身は「⁠サステナビリティ全般3」「⁠為替変動」「⁠主要原料」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 2026年1月の会社分割について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 有価証券報告書で「⁠サステナビリティ全般3」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い