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住友ファーマの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、住友ファーマの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 住友ファーマはどんな会社か

住友ファーマは、住友化学が親会社の医療用医薬品メーカーです。がん領域と精神神経領域を重点領域にし、日本と北米で医薬品を販売しています。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併してできました。

いまの状況:2023年度に多額の損失を計上し、大幅な人員削減を含む抜本的な構造改革を行いました。

転機:2019年 Roivant Sciencesとの戦略的提携で、Sumitovant Biopharmaなどを子会社にします/2022〜2025年 社名を住友ファーマに変え、食品化学・動物薬事業を売却し、再生・細胞医薬事業とアジア事業を合弁会社に移します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,533億円化学工業の上場247社中27位。
売上に対する税引前利益の割合22.1%業界中央値7.4%より14.8ポイント高い。
売上の4年の伸び0.81倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)1,747人4年で0.57倍。
30歳換算年収約661万円業界中央値は約564万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは住友ファーマの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2023年度に多額の損失を計上して厳しい経営環境に陥り、大幅な人員削減を含む構造改革を行いました。その後「⁠Reboot 2027」の財務目標を前倒しで達成できる見込みになりました。
  • 2023年に食品化学事業(⁠メディパル)と動物薬事業(⁠三井物産)を売却し、2025年には再生・細胞医薬事業を住友化学との合弁会社RACTHERAに、アジア事業を丸紅との合弁会社に移しました。
  • 重点領域はがん領域と精神神経領域です。バリューは「⁠Patient First」「⁠Always with Integrity」「⁠One Diverse Team」です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

住友ファーマは、上場247社の中で売上27位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

住友ファーマUBEライオン東洋紡
売上高4,533億円4,623億円4,221億円4,216億円
利益率22.1%(⁠税引前)8.1%(⁠経常)9.3%(⁠税引前)5.4%(⁠経常)
4年の売上の伸び0.81倍0.71倍1.15倍1.12倍
30歳換算年収661万円579万円524万円550万円
月の残業未公表17時間12.7時間12時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

(⁠人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)当社グループでは、上記の人材戦略に基づき、日本において「⁠超える人材」を目指す姿勢を育成の方向性として、人材育成施策を展開しています。将来の経営人材および次世代リーダーを育成するため、選抜型研修プログラム(⁠旧:SMP Academy 新:エグゼクティブフォーラム)を継続的に実施するとともに、海外子会社や研究機関への派遣等を通じたグローバル人材の育成、語学教育および異文化マネジメント力の向上に取り組んでいます。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・グローバル・多様性・デジタル

会社自身が挙げているリスク

連結売上収益。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠連結売上収益」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Reboot 2027」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠連結売上収益」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い