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東亜建設工業の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、東亜建設工業の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 東亜建設工業はどんな会社か

東亜建設工業は、港湾・空港などの土木工事を得意分野とする総合建設会社です。冷蔵倉庫などの建築工事や海外工事も手がけています。1908年に浅野総一郎が、安田善次郎・渋沢栄一の協力を得て鶴見・川崎の埋立事業のために鶴見埋立組合を設立したのが起源です。

いまの状況:社是は「⁠高い技術をもって、社業の発展を図り、健全な経営により社会的責任を果たす。

転機:1963〜1973年 海外事業部をつくり、陸上土木・建築に本格的に進出して、社名を東亜建設工業に変えます/2023〜2026年 インドネシアに会社をつくり、沖縄支店を開きます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,587億円建設業の上場156社中25位。
売上に対する経常利益の割合6.9%業界中央値7.5%並み。
売上の4年の伸び1.63倍業界中央値は1.28倍。
従業員数(⁠単体)1,880人4年で1.21倍。
30歳換算年収約751万円業界中央値は約603万円。
月の平均残業15時間業界中央値は19.8時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは東亜建設工業の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 東京湾の埋立事業から始まった会社で、港湾・空港などが土木の得意分野です。
  • 建築では冷蔵倉庫を得意分野にしています。
  • 防衛・米軍関連や、洋上風力、CCSなどの新しい分野に挑戦するとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

東亜建設工業株式会社は、上場156社の中で売上25位の中堅。稼ぎ方は「⁠発注者から工事を請け負う受注型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

東亜建設工業髙松コンストラクショング東急建設東建コーポレーション
売上高3,587億円3,577億円3,412億円3,865億円
利益率6.9%4.9%5.1%6.1%
4年の売上の伸び1.63倍1.36倍1.32倍1.24倍
30歳換算年収751万円603万円766万円504万円
月の残業15時間未公表未公表13時間

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

<人材育成基本方針>・性別や国籍、年齢などの属性にとらわれない多様性と包摂を備え、従来の画一な人材育成とは異なる、個人の適性や能力に応じたセミオーダー型の人材育成を目指します。当社の将来の事業環境、事業ポートフォリオなどを想定した、計画的なプロフェッショナル人材の確保、育成を行います。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・現場・安全

会社自身が挙げているリスク

サステナビリティ全般に関する基本方針と取組 II.、施工品質、人材マネジメント、コンプライアンス、情報セキュリティ、環境課題。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 国内土木事業:1,066人(⁠62%)
  • 国内建築事業:514人(⁠30%)
  • 海外事業:141人(⁠8%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
当社の課題は
会社自身は「⁠サステナビリティ全般に関する基本方針と取組 II.」「⁠施工品質」「⁠人材マネジメント」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠高い技術をもって、社業の発展を図り、健全な経営により社会的責任を果たす。」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠サステナビリティ全般に関する基本方針と取組 II.」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い