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キッコーマンの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、キッコーマンの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. キッコーマンはどんな会社か

キッコーマンは、しょうゆを中心に、つゆ・たれ、デルモンテのトマト製品、豆乳飲料、みりん・ワインなどをつくる食品会社です。1917年に野田醤油として設立され、海外でもしょうゆを製造・販売し、世界の食料品卸売も手がけています。

いまの状況:「⁠グローバルビジョン2030」で「⁠キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」ことを目指しています。

転機:1990年 デルモンテ商標の日本・アジア太平洋地域(⁠フィリピンを除く)での永久専用使用権を取得します/2009年 持株会社制に移ります。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,455億円食品・飲料製造業の上場116社中13位。
売上に対する税引前利益の割合11.3%業界中央値4.7%より6.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.44倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)672人4年で1.27倍。
30歳換算年収約617万円業界中央値は約515万円。
月の平均残業13.5時間業界中央値は13.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはキッコーマンの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 目指す姿の一つ目は「⁠キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」ことです。北米では2026年秋から米国第3工場が出荷を始める予定です。
  • しょうゆの製造だけでなく、海外で食料品の卸売も行っています(⁠JFCインターナショナルには1969年に経営参加)。海外の食料品卸売には約2,400人がいます。
  • 1990年にデルモンテ商標の日本とアジア太平洋地域(⁠フィリピンを除く)での永久専用使用権を取得しました。経営理念には「⁠食文化の国際交流をすすめる」を掲げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

キッコーマン株式会社は、上場116社の中で売上13位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠新しい価値創造への挑戦」「⁠目指す姿」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

キッコーマン不二製油ニチレイ日清食品ホールディングス
売上高7,455億円7,723億円7,161億円7,881億円
利益率11.3%(⁠税引前)3.5%(⁠経常)5.6%(⁠経常)8.3%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.44倍1.78倍1.19倍1.38倍
30歳換算年収617万円656万円555万円686万円
月の残業13.5時間16.1時間未公表未公表

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・グローバル・挑戦

会社自身が挙げているリスク

原材料市況の変動、社会的・経済的混乱、サステナビリティ、情報システム及び情報セキュリティ、食の安全性、財務a.為替変動。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 食料品製造・販売:2,556人(⁠52%)
  • 食料品卸売:2,357人(⁠48%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠新しい価値創造への挑戦」「⁠目指す姿」。
当社の課題は
会社自身は「⁠原材料市況の変動」「⁠社会的・経済的混乱」「⁠サステナビリティ」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠グローバルビジョン2030」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠原材料市況の変動」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い