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キッコーマンとカゴメの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキッコーマンが約617万円、カゴメが約690万円。カゴメのほうが約73万円高い。
  • 月の平均残業はキッコーマンが13.5時間、カゴメが12.7時間。大きな差はない。
  • 売上高はキッコーマンが7,455億円、カゴメが2,943億円で、キッコーマンが約2.5倍の規模。

数字で比べる

キッコーマンカゴメ
働きやすさの点数63.9点(⁠A-)70点(A+)
平均年収821万円(⁠43.1歳)904万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約617万円約690万円
月の平均残業13.5時間12.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.5年14.6年
売上高7,455億円2,943億円
売上に対する利益の割合11.3%(⁠税引前利益)7.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.44倍1.55倍
従業員数(⁠単体)672人1,737人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はキッコーマンが11.3%、カゴメが7.2%で、キッコーマンのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはキッコーマンが1.44倍、カゴメが1.55倍で、勢いはカゴメが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はキッコーマンが63.9点、カゴメが70点で、カゴメが上回る。

何で稼いでいるかの違い

キッコーマン

キッコーマンは、しょうゆを中心に、つゆ・たれ、デルモンテのトマト製品、豆乳飲料、みりん・ワインなどをつくる食品会社です。1917年に野田醤油として設立され、海外でもしょうゆを製造・販売し、世界の食料品卸売も手がけています。

売上高は約7,455億円です。事業は、国内の食料品製造・販売(⁠しょうゆ、食品、飲料、酒類)、国内その他、海外の食料品製造・販売(⁠しょうゆなど)、海外の食料品卸売の4つです。

カゴメ

カゴメは、トマトケチャップ、トマトジュース、「⁠野菜生活100」などの野菜飲料をつくる食品会社です。1899年に創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始めたことから始まり、海外ではトマトペーストなどの一次加工や農業生産も手がけています。

売上高は約2,943億円です。事業は、国内加工食品(⁠飲料、通販、トマトケチャップなどの食品)と国際事業(⁠トマトペーストなどの一次加工、ピザソースなどの二次加工)の2つが中心です。

歴史の違い

キッコーマン

  1. 1917年野田醤油株式会社が設立されます。
  2. 1957年米国に販売会社を設立します。
  3. 1962〜1969年マンズワインを設立し、米国のJAPAN FOOD CORPORATION(⁠今のJFCインターナショナル)に経営参加します。
  4. 1990年デルモンテ商標の日本・アジア太平洋地域(⁠フィリピンを除く)での永久専用使用権を取得します。

カゴメ

  1. 1899〜1908年創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始め、トマトソース(⁠今のトマトピューレー)、トマトケチャップ、ウスターソースの製造・販売を始めます。
  2. 1933年トマトジュースを発売します。
  3. 1963年社名をカゴメに変えます。
  4. 1995年野菜飲料「⁠野菜生活100」を発売します。

いま何に賭けているか

キッコーマン

「⁠グローバルビジョン2030」で「⁠キッコーマンしょうゆをグローバル・スタンダードの調味料にする」ことを目指しています。2025〜2027年度の中期経営計画の目標は、売上成長率(⁠為替差除き)年平均5%以上、事業利益率10%以上、ROE12%以上です。北米では2026年秋から米国第3工場が出荷を始める予定です。

カゴメ

会社は、事業利益の41%を国際事業が占める構造になり、経営体制もそれに対応させる必要があるとしています。「⁠食を通じた社会課題の解決」「⁠農からの価値形成」をカゴメの強みとし、企業文化をグローバルに広げることを課題にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いキッコーマンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

キッコーマンとカゴメはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキッコーマンが約617万円、カゴメが約690万円。カゴメのほうが約73万円高い。
キッコーマンとカゴメはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はキッコーマンが13.5時間、カゴメが12.7時間。大きな差はない。
キッコーマンとカゴメはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキッコーマンが63.9点、カゴメが70点で、カゴメが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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