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コスモエネルギーホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、コスモエネルギーホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. コスモエネルギーホールディングスはどんな会社か

コスモエネルギーホールディングスは、コスモ石油を中心とする石油グループの持株会社です。アブダビなどでの原油開発から、輸入・精製・販売(⁠コスモ石油のサービスステーション)、石油化学、風力発電まで一貫して手がけています。

いまの状況:2035年を見据えた長期ビジョン「⁠Vision 2035」で、石油/次世代エネルギー、資源開発、電力サプライチェーンの3つの柱に注力するとしています。

転機:2015年 コスモ石油が持株会社のコスモエネルギーホールディングスを設立します/2022〜2024年 日揮HDなどと国産SAF(⁠持続可能な航空燃料)の会社をつくり、岩谷産業と資本業務提携を結びます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.68兆円石油・石炭製品製造業の上場8社中3位。
売上に対する経常利益の割合5.6%業界中央値5.6%並み。
売上の4年の伸び1.10倍業界中央値は1.10倍。
従業員数(⁠単体)267人4年で1.34倍。
30歳換算年収約915万円業界中央値は約659万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはコスモエネルギーホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 前の中期経営計画で、日本初となる国産SAFの供給を始め、フォトレジスト用樹脂の生産能力を増強しました。在庫影響を除く経常利益は1,657億円で、ROE10%の目標を上回りました。
  • 電力サプライチェーンでは、再生可能エネルギー(⁠風力)の拡大に加え、LNG火力発電への参入を検討するとしています。一方、洋上風力など一部案件は事業環境の変化を踏まえて投資を見送りました。
  • 1967年にアブダビ首長国政府と利権協定を結んだアブダビ石油を持ち、ヘイル油田での生産量の最大化に取り組んでいます。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

コスモエネルギーホールディングスは、原油の自主開発から輸入・精製・貯蔵・販売を主力とする会社。上場8社の中で売上3位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠収益力の確保」「⁠成長に向けたNew領域の拡充」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

コスモエネルギーホールデ出光興産ENEOSホールディング日本コークス工業
売上高2.68兆円8.11兆円11.77兆円914億円
利益率5.6%(⁠経常)2.8%(⁠経常)3.8%(⁠税引前)-0.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.10倍1.21倍1.08倍0.73倍
30歳換算年収915万円766万円858万円484万円
月の残業未公表21.5時間17.2時間14.8時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

(⁠人材戦略のありたい姿と基本方針)当社グループは、人材を経営資本と捉え、その価値を最大限に引き出すことが重要であると認識しています。グループ企業行動指針においても、人材の活用及び能力の向上に取り組むことを示していますが、その指針の下、基本方針として「⁠人材活用方針」「⁠健康経営方針」を以下のとおり定めています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・自律・デジタル・安全・変革

会社自身が挙げているリスク

サステナビリティ課題全般、トップ、連結財務諸表等。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 石油事業:4,104人(⁠71%)
  • 石油化学事業:1,146人(⁠20%)
  • 石油開発事業:300人(⁠5%)
  • 再生可能エネルギー事業:209人(⁠4%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠収益力の確保」「⁠成長に向けたNew領域の拡充」。
当社の課題は
会社自身は「⁠サステナビリティ課題全般」「⁠トップ」「⁠連結財務諸表等」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Vision 2035」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠サステナビリティ課題全般」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い