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コスモエネルギーホールディングスと伊藤忠エネクスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。石油・資源開発の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はコスモエネルギーホールディングスが約915万円、伊藤忠エネクスが約783万円。コスモエネルギーホールディングスのほうが約132万円高い。
  • 売上高はコスモエネルギーホールディングスが2.68兆円、伊藤忠エネクスが8,512億円で、コスモエネルギーホールディングスが約3.1倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはコスモエネルギーホールディングスが1.10倍、伊藤忠エネクスが0.91倍で、勢いはコスモエネルギーホールディングスが上。

数字で比べる

コスモエネルギーホールディングス伊藤忠エネクス
働きやすさの点数78点(S)74.2点(⁠S)
平均年収1,188万円(⁠42歳)1,001万円(⁠41.3歳)
30歳換算年収約915万円約783万円
月の平均残業未公表7.9時間
有給取得率未公表87%
平均勤続年数13年15.8年
売上高2.68兆円8,512億円
売上に対する利益の割合5.6%(⁠経常利益)3.1%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.10倍0.91倍
従業員数(⁠単体)267人421人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はコスモエネルギーホールディングスが78点、伊藤忠エネクスが74.2点で、コスモエネルギーホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

コスモエネルギーホールディングス

コスモエネルギーホールディングスは、コスモ石油を中心とする石油グループの持株会社です。アブダビなどでの原油開発から、輸入・精製・販売(⁠コスモ石油のサービスステーション)、石油化学、風力発電まで一貫して手がけています。

売上高は約2.68兆円です。事業は、石油(⁠輸入、精製、潤滑油、販売)、石油化学(⁠丸善石油化学など)、石油開発(⁠アブダビ石油など)、再生可能エネルギー(⁠風力発電)の4つです。

伊藤忠エネクス

伊藤忠エネクスは、ガソリン・軽油などを販売するカーライフ事業、アスファルトや船舶用燃料などの産業ビジネス、発電・電力販売・熱供給、LPガスなどのホームライフ事業を手がけるエネルギー商社です。親会社は伊藤忠商事です。1961年に、伊藤忠石油を分割して石油製品を販売する会社として設立されました。

売上高は約8,512億円です。事業は、カーライフ(⁠ガソリン・軽油などの販売、自動車販売、オートオークションなど)、産業ビジネス、電力・ユーティリティ、ホームライフ(⁠LPガス・都市ガス販売など)の4つです。

歴史の違い

コスモエネルギーホールディングス

  1. 1939年新潟県の精油業者8社が合同して大協石油(⁠今のコスモ石油)が設立されます。
  2. 1967〜1968年丸善石油、日本鉱業とともにアブダビ首長国政府と利権協定を結び、アブダビ石油を設立します。
  3. 1986年大協石油、丸善石油などが合併し、コスモ石油になります。
  4. 2015年コスモ石油が持株会社のコスモエネルギーホールディングスを設立します。

伊藤忠エネクス

  1. 1961年日本鉱業が水島に製油所を建てて石油業界に進出したのを機に、その製品を販売するため、伊藤忠石油を分割して設立されます。
  2. 1978〜1979年大証・東証の2部に上場し、1部に指定されます。
  3. 2001年社名を伊藤忠燃料から伊藤忠エネクスに変えます。
  4. 2008年伊藤忠商事などから石油製品トレード事業・ロジスティックス事業を引き継ぎます。

いま何に賭けているか

コスモエネルギーホールディングス

2035年を見据えた長期ビジョン「⁠Vision 2035」で、石油/次世代エネルギー、資源開発、電力サプライチェーンの3つの柱に注力するとしています。10年間で約8,000億円の成長投資を行い、2035年度に在庫評価を除く経常利益2,500億円以上、ROE15%以上を目指しています。AIや半導体向けの成長事業を「⁠NeXTグロース」と呼んでいます。

伊藤忠エネクス

中期経営計画『⁠ENEX2030』で、「⁠くらしの原動力を創る」をコンセプトに、2030年に当期純利益200億円以上、ROE9.0%以上を目指しています。2023〜2030年度の累計で2,100億円の新規戦略投資を計画しています。「⁠現場力の強化」と「⁠新規・戦略投資の実行」に取り組むとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいコスモエネルギーホールディングス。

よくある質問

コスモエネルギーホールディングスと伊藤忠エネクスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はコスモエネルギーホールディングスが約915万円、伊藤忠エネクスが約783万円。コスモエネルギーホールディングスのほうが約132万円高い。
コスモエネルギーホールディングスと伊藤忠エネクスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はコスモエネルギーホールディングスが78点、伊藤忠エネクスが74.2点で、コスモエネルギーホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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