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ENEOSホールディングスとコスモエネルギーホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。石油・資源開発の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はENEOSホールディングスが約858万円、コスモエネルギーホールディングスが約915万円。コスモエネルギーホールディングスのほうが約57万円高い。
  • 売上高はENEOSホールディングスが11.77兆円、コスモエネルギーホールディングスが2.68兆円で、ENEOSホールディングスが約4.4倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はENEOSホールディングスが78点、コスモエネルギーホールディングスが78点で、ほぼ同じ。

数字で比べる

ENEOSホールディングスコスモエネルギーホールディングス
働きやすさの点数78点(S)78点(S)
平均年収1,138万円(⁠43歳)1,188万円(⁠42歳)
30歳換算年収約858万円約915万円
月の平均残業17.2時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.9年13年
売上高11.77兆円2.68兆円
売上に対する利益の割合3.8%(⁠税引前利益)5.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.08倍1.10倍
従業員数(⁠単体)1,207人267人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

ENEOSホールディングス

ENEOSは、ガソリンなどの石油製品を中心に、石油・天然ガスの開発、電気・再生可能エネルギーまでを手がける国内最大のエネルギー会社です。いくつもの石油会社が合併を重ねてできたグループです。

売上高は約11.8兆円で、石油・石炭製品の業界で国内1位です。お金の中心は、原油を仕入れて製油所でガソリン・軽油・灯油などに精製し、全国のサービスステーションや企業に売る事業です。

コスモエネルギーホールディングス

コスモエネルギーホールディングスは、コスモ石油を中心とする石油グループの持株会社です。アブダビなどでの原油開発から、輸入・精製・販売(⁠コスモ石油のサービスステーション)、石油化学、風力発電まで一貫して手がけています。

売上高は約2.68兆円です。事業は、石油(⁠輸入、精製、潤滑油、販売)、石油化学(⁠丸善石油化学など)、石油開発(⁠アブダビ石油など)、再生可能エネルギー(⁠風力発電)の4つです。

歴史の違い

ENEOSホールディングス

  1. 1888年日本石油会社が創立されます。
  2. 1999〜2002年日本石油と三菱石油が合併して日石三菱になり、のちに新日本石油と名前を変えます。
  3. 2010年新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合し、JXホールディングスが生まれます。
  4. 2017年エッソ・モービルの流れをくむ東燃ゼネラル石油と統合し、JXTGホールディングスになります。

コスモエネルギーホールディングス

  1. 1939年新潟県の精油業者8社が合同して大協石油(⁠今のコスモ石油)が設立されます。
  2. 1967〜1968年丸善石油、日本鉱業とともにアブダビ首長国政府と利権協定を結び、アブダビ石油を設立します。
  3. 1986年大協石油、丸善石油などが合併し、コスモ石油になります。
  4. 2015年コスモ石油が持株会社のコスモエネルギーホールディングスを設立します。

いま何に賭けているか

ENEOSホールディングス

2025〜2027年度の第4次中期経営計画で、「⁠筋肉質な経営体質への転換」と「⁠ポートフォリオ再編」を2本柱に掲げています。グループ会社の削減やAI活用で効率を上げつつ、2026年には東南アジア・豪州の燃料油事業の買収を決めるなど、海外と低炭素の分野に投資を振り向けています。

コスモエネルギーホールディングス

2035年を見据えた長期ビジョン「⁠Vision 2035」で、石油/次世代エネルギー、資源開発、電力サプライチェーンの3つの柱に注力するとしています。10年間で約8,000億円の成長投資を行い、2035年度に在庫評価を除く経常利益2,500億円以上、ROE15%以上を目指しています。AIや半導体向けの成長事業を「⁠NeXTグロース」と呼んでいます。

よくある質問

ENEOSホールディングスとコスモエネルギーホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はENEOSホールディングスが約858万円、コスモエネルギーホールディングスが約915万円。コスモエネルギーホールディングスのほうが約57万円高い。
ENEOSホールディングスとコスモエネルギーホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はENEOSホールディングスが78点、コスモエネルギーホールディングスが78点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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