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ソフトバンクグループの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、ソフトバンクグループの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. ソフトバンクグループはどんな会社か

ソフトバンクグループは、戦略的投資持株会社です。携帯電話のソフトバンク(⁠LINEヤフー、PayPayを含む)、半導体設計のArm、世界のテクノロジー企業に投資するソフトバンク・ビジョン・ファンドを持ち、今はOpenAIへの巨額出資などAIに経営資源を集中しています。

いまの状況:会社は、「⁠情報革命」の中心がAIに移ったとし、人類の叡智を大きく超えるASI(⁠人工超知能)の実現を使命に掲げています。

転機:2013〜2017年 米国のスプリント、英国のArmを子会社にし、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資を始めます/2025〜2026年 OpenAIのためのAIインフラ「⁠Stargate Project」を発表し、OpenAIへの巨額の追加出資を約束し、半導体設計のAmpereを子会社にします。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7.80兆円情報通信業の上場580社中2位。
売上に対する税引前利益の割合78.7%業界中央値8.9%より69.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.45倍。
従業員数(⁠単体)276人4年で1.08倍。
30歳換算年収約1,034万円業界中央値は約549万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはソフトバンクグループの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 経営理念は「⁠情報革命で人々を幸せに」です。会社は、情報革命の中心がパソコン、インターネット、ブロードバンド、スマートフォンからAIへと移ったとし、ASI(⁠人工超知能)の実現を使命に掲げています。
  • OpenAIに2025年に300億米ドルの追加出資を完了し、2026年2月に新たに300億米ドルの追加出資を約束しました。米国オハイオ州で、発電設備とAIデータセンターを一体で開発する日米官民連携プロジェクトも発表しています。
  • 重視する指標はNAV(⁠保有株式価値−調整後純有利子負債)です。LTVを平時25%未満に管理し、2年分の社債償還資金以上の手元流動性を確保するとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

ソフトバンクグループは、上場580社の中で売上2位の最大手クラス。今は「⁠情報革命で人々を幸せに」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

ソフトバンクグループソフトバンクKDDINTT
売上高7.80兆円7.04兆円6.07兆円14.41兆円
利益率78.7%13.2%18.4%11.0%
4年の売上の伸び1.25倍1.24倍1.11倍1.19倍
30歳換算年収1,034万円671万円804万円824万円
月の残業未公表22.3時間16.2時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

a.人材戦略 ソフトバンクグループ(⁠株)は、自律的でプロフェッショナルな人材を確保し、成長と活躍を支援することを人材戦略の柱として、継続的な取り組みを行っています。なお、子会社・グループ会社の人材戦略は、同志的結合を通じて共に成長していく「⁠群戦略」に基づき、各社の意思決定を尊重しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・自律・変革・デジタル

会社自身が挙げているリスク

グループ全体。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 報告セグメント持株会社投資事業:342人(⁠0%)
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業:244人(⁠0%)
  • ソフトバンク事業:58,432人(⁠83%)
  • AIコンピューティング事業:11,439人(⁠16%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠情報革命で人々を幸せに」。事業の柱はAIコンピューティング事業・持株会社投資事業・ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠グループ全体」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠情報革命」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2025年10月の子会社の取得について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠グループ全体」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い