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小松製作所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、小松製作所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 小松製作所はどんな会社か

小松製作所(⁠コマツ)は、油圧ショベルやブルドーザー、鉱山で使う巨大なダンプトラックなどをつくる建設機械メーカーです。石川県小松市で生まれ、今は売上の多くを海外で稼いでいます。機械を売るだけでなく、工事現場や鉱山の「⁠働き方」までデジタルで変えるソリューションに力を入れています。

いまの状況:2025年4月からの中期経営計画「⁠Driving value with ambition 価値創造への挑戦」で、ありたい姿を「⁠安全で生産性の高いクリーンな現場を実現するソリューションパートナー」と定めています。

転機:2007〜2009年 茨城・金沢に新工場を建て、国内の建機販売会社を一つにまとめます/2017〜2021年 アメリカの鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバルを買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4.13兆円機械製造業の上場210社中2位。
売上に対する税引前利益の割合13.0%業界中央値9.6%より3.4ポイント高い。
売上の4年の伸び1.47倍業界中央値は1.27倍。
従業員数(⁠単体)12,435人4年で1.04倍。
30歳換算年収約699万円業界中央値は約515万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは小松製作所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 税引前利益率は約13.0%で、機械業界の中央値(⁠約9.6%)を上回ります。機械の販売に加えて、部品の交換・修理や部品を再生する「⁠リマニュファクチャリング」など、売ったあとの事業でも稼ぎます。
  • 2017年にアメリカの鉱山機械メーカー、ジョイ・グローバルを買収しました。鉱山向けの無人ダンプトラック運行システム(⁠AHS)と、工事現場をデジタルで効率化するスマートコンストラクション(⁠2021年にEARTHBRAINへ移管)が、ソリューション事業の柱です。
  • 2025年4月からの中期経営計画で、ありたい姿を「⁠安全で生産性の高いクリーンな現場を実現するソリューションパートナー」と定め直しました。建設・鉱山機械の需要は、短期的には変動が大きいと会社は見ています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

小松製作所は、上場210社の中で売上2位の最大手クラス。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠経営の基本」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

小松製作所ダイキン工業ジェイテクトIHI
売上高4.13兆円5.02兆円1.92兆円1.64兆円
利益率13.0%(⁠税引前)8.1%(⁠経常)1.4%(⁠税引前)11.3%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.47倍1.61倍1.35倍1.40倍
30歳換算年収699万円702万円603万円764万円
月の残業未公表17.7時間未公表21.3時間

求める人物像

2025年度よりスタートした中期経営計画においては、成長戦略の一つである「⁠経営基盤の革新」の一環として、「⁠事業成長を支える人材の獲得・活躍の推進」に取り組んでいます。この考え方のもと、「⁠グローバルに多様な人材が一つのチームとして、事業の成長に貢献できる環境の実現」というグローバル人事方針を掲げ、会社と個人の双方の成長の好循環による持続的な企業価値向上を目指しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:グローバル・成長・安全・デジタル・現場

どの事業に人がいるか

  • 建設機械・車両:61,960人(⁠93%)
  • リテールファイナンス:249人(⁠0%)
  • 産業機械他:4,276人(⁠6%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠経営の基本」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠Driving value with ambition 価値創造への挑戦」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年2月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い