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小松製作所と川崎重工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。機械・重工の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は小松製作所が約699万円、川崎重工業が約705万円。ほぼ同じ水準。
  • 当サイトの働きやすさの点数は小松製作所が74.7点、川崎重工業が68.2点で、小松製作所が上回る。

数字で比べる

小松製作所川崎重工業
働きやすさの点数74.7点(⁠S)68.2点(⁠A+)
平均年収902万円(⁠41.7歳)910万円(⁠41.7歳)
30歳換算年収約699万円約705万円
月の平均残業未公表22.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数17.1年14.5年
売上高4.13兆円—
売上に対する利益の割合13.0%(⁠税引前利益)—
売上の4年の伸び1.47倍—
従業員数(⁠単体)12,435人15,361人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

小松製作所

小松製作所(⁠コマツ)は、油圧ショベルやブルドーザー、鉱山で使う巨大なダンプトラックなどをつくる建設機械メーカーです。石川県小松市で生まれ、今は売上の多くを海外で稼いでいます。機械を売るだけでなく、工事現場や鉱山の「⁠働き方」までデジタルで変えるソリューションに力を入れています。

売上高は約4.1兆円で、機械製造業で国内2位です。事業は、建設機械・車両、リテールファイナンス(⁠機械を買うお客さん向けのローン)、産業機械(⁠プレス機械など)の3つで、社員約6.7万人のうち約6.2万人が建設機械・車両の事業にいます。

川崎重工業

川崎重工業は、航空機・航空エンジン、鉄道車両、エネルギー機器・船舶、油圧機器・産業用ロボット、そしてバイク(⁠カワサキ)と「⁠ジェットスキー」までつくる総合重工業メーカーです。1878年に川崎正蔵が築地で開いた造船所から始まりました。

事業は、航空宇宙システム、車両(⁠鉄道車両)、エネルギーソリューション&マリン(⁠エネルギー機器、水素関連設備、船舶など)、精密機械・ロボット(⁠油圧機器、産業用ロボット)、パワースポーツ&エンジン(⁠二輪車、オフロード四輪車、ジェットスキー、汎用エンジン)です。

歴史の違い

小松製作所

  1. 1921年竹内鉱業から小松鉄工所を分けて、石川県小松町に小松製作所を設立します。
  2. 1950年代〜1960年代工場を大阪、川崎、小山などに広げ、建設機械のメーカーとして成長します。
  3. 1988年アメリカのドレッサー社と合弁会社をつくり、北米での事業を本格化します。
  4. 2007〜2009年茨城・金沢に新工場を建て、国内の建機販売会社を一つにまとめます。

川崎重工業

  1. 1878〜1896年川崎正蔵が東京・築地で川崎築地造船所を創業し、兵庫に造船所を開いて、1896年に株式会社川崎造船所を設立します。
  2. 1919〜1950年川崎汽船(⁠1919年)、川崎車輌(⁠1928年)、川崎航空機工業(⁠1937年)、川崎製鐵(⁠1950年)を次々に分離します。
  3. 1966〜1969年アメリカにバイクの販売会社をつくり、1969年に川崎航空機工業と川崎車輌を合併します。
  4. 2015年建設機械事業の子会社KCMを日立建機に譲渡します。

いま何に賭けているか

小松製作所

2025年4月からの中期経営計画「⁠Driving value with ambition 価値創造への挑戦」で、ありたい姿を「⁠安全で生産性の高いクリーンな現場を実現するソリューションパートナー」と定めています。スマートコンストラクションや鉱山の無人ダンプトラック運行システム(⁠AHS)を進化させ、電動化・自動化・遠隔操作の技術を広げていくとしています。

川崎重工業

グループミッションは「⁠世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」、指針は「⁠質主量従」「⁠リスクマネジメント」です。「⁠グループビジョン2030」で、「⁠安全安心リモート社会」「⁠近未来モビリティ」「⁠エネルギー・環境ソリューション」の3つのフィールドに注力し、液化水素の基地建設や液化水素運搬船の建造などを進めています。

よくある質問

小松製作所と川崎重工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は小松製作所が約699万円、川崎重工業が約705万円。ほぼ同じ水準。
小松製作所と川崎重工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は小松製作所が74.7点、川崎重工業が68.2点で、小松製作所が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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