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ふくおかフィナンシャルグループとSBI新生銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。銀行グループ(⁠地銀・信託ほか)の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はふくおかフィナンシャルグループが約645万円、SBI新生銀行が約649万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高はふくおかフィナンシャルグループが6,212億円、SBI新生銀行が7,741億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合はふくおかフィナンシャルグループが19.4%、SBI新生銀行が15.9%で、ふくおかフィナンシャルグループのほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

ふくおかフィナンシャルグループSBI新生銀行
働きやすさの点数54.4点(⁠B)54.3点(⁠B)
平均年収779万円(⁠38.7歳)856万円(⁠42.7歳)
30歳換算年収約645万円約649万円
月の平均残業未公表20.9時間
有給取得率未公表71%
平均勤続年数10.8年11.3年
売上高6,212億円7,741億円
売上に対する利益の割合19.4%(⁠経常利益)15.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.22倍2.07倍
従業員数(⁠単体)328人2,419人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはふくおかフィナンシャルグループが2.22倍、SBI新生銀行が2.07倍で、勢いはふくおかフィナンシャルグループが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はふくおかフィナンシャルグループが54.4点、SBI新生銀行が54.3点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

ふくおかフィナンシャルグループ

ふくおかフィナンシャルグループは、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行、デジタルバンクのみんなの銀行などを持つ、九州を地盤とする地域金融グループの持株会社です。2007年に福岡銀行と熊本ファミリー銀行が共同で設立しました。

収益は約6,212億円です。報告セグメントは銀行業務で、ほかに証券、保証、事業再生支援・債権回収、リースなどの事業があります。

SBI新生銀行

SBI新生銀行は、SBIホールディングスの子会社の銀行です。法人向けの金融、ストラクチャードファイナンス、昭和リース、個人向けのリテールバンキング、カードローン「⁠レイク」(⁠新生フィナンシャル)、アプラスなどの事業を持っています。1952年に設立された日本長期信用銀行が前身です。

収益は約7,741億円です。事業は、法人業務(⁠法人営業、ストラクチャードファイナンス、プリンシパルトランザクションズ、金融市場、昭和リース)、個人業務(⁠リテールバンキング、コンシューマーファイナンス)、海外事業などです。

歴史の違い

ふくおかフィナンシャルグループ

  1. 2007年福岡銀行と熊本ファミリー銀行が共同株式移転でふくおかフィナンシャルグループを設立し、親和銀行を完全子会社にします。
  2. 2010年グループ3行のシステム統合が完了します。
  3. 2019〜2020年十八銀行を完全子会社にし、親和銀行と合併させて十八親和銀行が発足します。
  4. 2021年デジタルバンクのみんなの銀行がサービスを始めます。

SBI新生銀行

  1. 1952年長期信用銀行法に基づき、日本長期信用銀行を設立します。
  2. 1998〜2000年特別公的管理を経て、投資家グループが経営権を取得し、社名を新生銀行に変えます。
  3. 2004〜2008年普通銀行に転換し、アプラス、昭和リース、GEコンシューマー・ファイナンス(⁠今の新生フィナンシャル)を子会社にします。
  4. 2021〜2023年SBIグループの株式公開買付けでSBIホールディングスの子会社になり、社名をSBI新生銀行に変え、上場を廃止します。

いま何に賭けているか

ふくおかフィナンシャルグループ

目指す社会は「⁠経済的・物質的・精神的にゆたかな地域社会」です。2025年度に10年間の「⁠長期戦略」を作り、その第1ステージとして「⁠第8次中期経営計画(⁠2025年4月〜2028年3月)」を進めています。GXやスタートアップなど九州の成長分野への投融資を強め、商業銀行の枠を超えた付加価値を提供するとしています。

SBI新生銀行

中期経営計画(⁠2025〜2027年度)の中期ビジョンは「⁠次世代の金融、共に築き切り拓く未来」で、「⁠第4のメガバンクの中核」を構成要素に挙げています。会社は、金利環境の正常化でバンキングビジネスの収益機会が広がる一方、預金調達の競争が激しくなっているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いふくおかフィナンシャルグループのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ふくおかフィナンシャルグループとSBI新生銀行はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はふくおかフィナンシャルグループが約645万円、SBI新生銀行が約649万円。ほぼ同じ水準。
ふくおかフィナンシャルグループとSBI新生銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はふくおかフィナンシャルグループが54.4点、SBI新生銀行が54.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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